よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

初夏の世田谷散歩 ~松陰神社~

2022-05-26 07:22:53 | 日記
昨日は晴れて陽射しの下では暑いぐらいでした。久しぶりに世田谷の神社仏閣巡りに出かけようと世田谷線

に乗車しましたが、通勤時間は過ぎているのに車内はかなり混雑していました。



世田谷線・松陰神社前駅で降りて、和むレトロな商店街をしばらく歩くと黒い鳥居が見えてきます。神社に

到着して、周囲を見渡して、アレっ!こんなにキレイだったかな?もっと素朴だったようなという気が。



鳥居を潜ってすぐの場所に幕末の思想家、教育者・吉田松陰先生の像があります。大き目の本を片手に厳し

い表情です。



御社殿に参拝しましたが、比較的人も少なく静かな空気が流れています。



松下村塾に入る門です。この辺りも以前とは違って整然として、スッキリしている感じ。



こちらの松陰先生の像は正装で脇差も差していながら、大鳥居の近くの像とは打って変わって穏やかな表情。



松下村塾の全体像。戸が閉まっていましたが、昔、長州では幕末に活躍した志士たちが、この塾で松陰の薫

陶を受け、勉学に励んだことでしょう。



境内には何本もの古木がありますが、灯篭に挟まれた、歴史を感じさせるこの樹は根本上のこぶが凄くて、

思わず立ち止まってしまいました。



松陰先生の墓は清掃され、花が活けてありました。今でもお参りに来る人が絶えないのだと思います。辞世

の句の一つ「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂」は余りにも有名です。幕末から明治

維新にかけて吉田松陰の残した影響はとても大きい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

咲き始めたあじさいと近所の草花

2022-05-25 07:17:09 | 日記
今年の5月はやけに雨が多い気がします。神奈川も天気が不安定で肌寒い日があったり。昨日はいい天気

で近所の緑道のあじさいの小さい花が見られるようになりました。



本当に小さい花の先が薄~いピンクに色付いています。これからどんどん成長するでしょう。



ガクアジサイもいくつか花が咲きだしました。この辺りはしばらくすると紫陽花の園になって、歩く人

の目を楽しませてくれます。



このあじさいはまだ固く色もついていません。



どなたかのブログでこの花の名前を教えてくれていましたが、度忘れしました。いつもこの時期にプラス

ティックのような輝きの花が群生しています。



風に吹かれるキバナコスモス。昨日は強い南風がずーっと吹いていました。我が家の近所の散歩コースは

殆ど人に会うことが無いのでマスクを外して歩いています。これから暑くなるので早くコロナが圧倒的に

減少してほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

じぶん・この不思議な存在   鷲田清一

2022-05-24 07:50:34 | 
文学部教授で哲学・倫理学を専攻する著者が一番言いたい事は「わたしたちはじぶんらしくあることを

じぶんに対し過剰に求めすぎる」だと思う。それは名前を失えば大部分瓦解してしまうのに、「わたし

らしくあらねばならない」という強迫観念にだれもががんじがらめになっている、と。確かに自分とい

う存在を浮き彫りにしたいという承認欲求は、あらゆる局面で強くなっている感がある。


著者がプロローグに選んだのは、自身が10年前に勤務していた私立大学の倫理学の授業で出された女子

学生の答案で、タイトルは「〈大好きだ!〉攻撃」。つき合って間もない彼氏は、会っていて気分がい

いので、毎日のように会っていると、彼は「N子ちゃんが好きだ」と何度も何度も繰り返し口にするよ

うになる。はじめはわるい気がしなかったが、違和感を抱き、しだいに返事をするのがおっくうになり、

黙り込んでしまうと、彼は「照屋さんなんだから....」と囁いたという。


この発言にあるメッセージは〈あなたはじぶんがそのように感じていると考えるかもしれないが、あな

たはほんとうはそのようにかんじているのではないことをわたしは知っている〉というものだという。

ここでは《他者の他者》としてのじぶんは、その存在を認められていない。彼女は、彼の「愛情」のな

かでアップアップ溺れそうになるじぶんに不安になり、しばらくして彼と別れる決心をしたそうだ。


彼がストーカーと化したかは本文中にないが、この問題から解放されるために著者が提言していること

の一つが「じぶんを複数にすること」で、おとなか子どもか、はたまた老人か、などどいちいち考えな

いこと、時間というリニアなスケールをはずし、あの場所に行ったらじぶんはだれになり、この場所に

行ったらだれになる、というふうに、じぶんを膨らましたり縮めたり、部分的に取り替えたりできるよ

うな生活を思い描いてみようというものだ。


生きていくことで思い悩むことが増えている気がする。情報があまりに氾濫しすぎていることが要因の

一つだと思う。極力ひらがなを多用することで、いつも読んでいる本もズイブン印象が変わり、読みな

がら立ち止まり、色々考えさせられながら読みました。


    じぶん・この不思議な存在   鷲田清一        講談社現代新書
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オンキヨーが自己破産 負債総額は31億円

2022-05-23 07:33:36 | 日記
 5月13日、オーディオ機器の名門、オンキヨーホームエンターテイメントが大阪地方裁判所に破産手続

き開始を申請し、同日付で破産手続き開始決定を受けた。同社がホームページ上に公表した資料によれば、

負債総額は約31億円。


 オンキヨーは1946年に大阪電気音響社の社名で創業。ミニコンポやスピーカーなどの音質が評価され、

熱心なファンを生み出す憧れのブランドへと成長していった。


 ところがオーディオ市場の縮小とともに経営が悪化し、2014年3月期から経常赤字続きに。21年3月期に

は2期連続となる約24億円の債務超過に転落し、東京証券取引所の上場廃止基準に抵触したことで同年8月

に上場廃止が決まった。(ダイヤモンド オンライン 2022.5.14)


オーディオ業界はズイブン前に縮小していたのです。1980年代がピークではないでしょうか。音楽を聴く

環境はレコード、CDからネットが中心になり、スピーカーではなくイヤホン、ヘッドホンで聴くスタイル

が定着しました。


それでも2015年にはあのテクニクスが復活し国内販売を開始、2018年にはソニーが撤退していたレコード

生産を再開しています。今でもオーディオを扱う小さい企業は元気に営業していますが、以前のように安

価な商品を大量に売ることはないと思います。それなりの価格にはなりますが、質のいいオーディオ製品

は世界中で求められています(私の知るメーカーは80万円台のアンプを生産していますが、100万円台で

も購入すると海外の顧客に言われているそうです)。身の丈にあった売上の企業が生き残っていくでしょ

う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「屋外でマスク不要」 政府見解を発表

2022-05-22 07:13:49 | 政治
 後藤厚生労働大臣は、午後6時すぎ、記者会見を行い、屋外では、周囲との距離が十分とれなくても、

会話が少なければ、必ずしもマスク着用の必要はないとの見解を発表した。
 

 政府見解では、感染対策としてのマスク着用の位置づけは変更しないとしつつ、周囲との距離が確保

できないが、会話をほとんど行わない場合のマスク着用の考え方を明確化した。


 政府見解によると、屋外では、周囲と2メートル以上の距離が確保できなくても、会話をほとんど行わ

ない場合は、マスクの着用は必要ないとした。具体的な事例として、徒歩での通勤など、屋外で他人と

すれ違うような場合を挙げた。(FNNプライムオンライン 5/20 金)


日本では同調圧力が強く、テレビの街頭インタビューでも「周りの目が気になる」と答えていた人が居ま

したが、政府見解の発表によって、屋外ではマスクを外して歩く人も増えるのではないでしょうか。コロ

ナが話題に出るようになって3年、当時はここまで影響が長引くとは全く予想できませんでした。当初は

マスク着用にも煩わしさを感じていた人も多かったと思います。特に真夏の外出時は暑くて閉口しました

が、やっと解放されそうです。


私は近所に出かける時はマスクをせずに、手に持って行きますが、いまのところ殆どの人はマスク着用で

歩いていますね。まだこの習慣は続きそうです。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする