夏休みに市内の子供たちと一緒に遊ぶツールのひとつ、篠竹鉄砲を試作した。
火曜日に会に協力している方の竹林で数10本の材料は確保した。
押し出し棒はコンビニからのもらい物の割り箸(竹箸)がちょうどよい長さだったので使うことにする。
節を含めて5cmくらいの持ち手部分、15cmくらいの砲筒部分に竹をカットして出来上がり。
最近の子供たちはナイフを使えない子が多いので竹のカットは我々がすることにしている。
この3点をセットにして子供たちに組み立てをしてもらうことにする。
組み立てといっても押し出し棒を持ち手部分に差し込むだけで済む。
あとは端の部分をやすりがけ、竹をきれいに磨いてもらうだけ。
紙を水にぬらし手から押し出し棒を使って丸めて筒に押し込む。
さらにもうひとつの紙を押し出し棒で押し込むと”パン”という音がして最初に入れた紙が飛び出す。
単純な遊びだが空気圧の勉強になるだろう。
私たちが子供の頃は紙ではなく何かの木の実を使った覚えがある。
山で竹を取ってきて、自分で切り出しナイフで作った記憶がある。
木の実も神社の木に成っていた。
こんな楽しい遊びがだんだんと消えて行くのは寂しいことだが、それを少しでも伝えられれば嬉しい。
忙しくはなるが夏休みが楽しみになってきた。