寒暖の差が激しい日々・・・
体調を崩される方達は多いだろう。
実は不肖・私めも 早朝腹を下す。
昨夜喰った 牛丼が中ったのか トある外資の大型店で
昼飯にと妻が買ってきたといふ ドでかいソーセージが
腐っとったのか 憚り(便器)に 何故かつま先を立て
座り ロダンの考える人のように 手汗握る拳を顎に着け
まるで女性の出産シーンのように たびたび来る陣痛に
ラマーズ法よろしく「ひい~ひい~ふぅ」と呼吸を
整え 女子の難産を偲んだ まだ世も明けぬ早朝4時
なのであった・・・
生汗びっしょりっ!べっちょべちょ
あの~トイレという狭い空間での汗っちゅうのは
余計に焦燥感を産みますな・・・
まるで 途上国の冷房もない 小さなタコ部屋サウナの
様なところで 額に沢山汗をかきまくり
う~ん う~ん 苦しみ悶えているような・・・って
(てめえ 海外のタコ部屋って そんな経験があるのか!?)
んんにゃぁ~在りませんよ・・・
普段、自分と向き合える無防備で狭い空間だけに
精神が倍増されるっちゅうか なんちゅうか・・・
昔、歯痛が我慢できなくて腹を斬った武士がいたそうだが
腹痛、特に肛門系っちゅうのは 自尊心をダメにするので
余計に 粗相を犯した後の事を考えると 死んでも
死に切れぬ位、精神的にいかぬのだ。どうせなら
美しく パッと散りたいと 男子は考えるだろう・・・
や、やばい もしも、家族の誰かが起きて来て
トイレを明け渡せとでも言いだしたらどうしよう・・・
人一倍 気持ちの優しい俺は、糞まみれ・悶絶しながらも
床を這いつくばり、転げまわり無様な格好でハンケツのまま
トイレの前でひれ伏し倒れ込んでいる事だろう
と、その時 無情にも、うちの名ボディーガード犬が
俺の微かなうめき声を察知し 大声で吠えまくる
「ワンワンワンワンわわぁ~ん(危機を察知!殿の身に
何かあったぞ!)」とね・・・
私:(ば、馬鹿者 い、今は吠えるでない き、貴しゃん達
めっ 後で目いっぱい 握りっ屁を吸わせてやるけんなっ!
覚えとけよっ!)と目を充血させ 半沢直樹が如く
やられたら やり返す10倍返しだっ!と良かれと思って
やっとるワンちゃん達の事を分かってやれん位、
余計な施しに怒りを充満させたのであった。
「いっ 一刻も早く 正露丸を口にしなければ・・・」
たしか 居間の常備薬箱に すぐ効く よく効く
大日本帝国陸軍の軍医が開発した 忽ち腹痛を鎮める
神のような薬があったはずだ!もう あれっきゃない!
※ 正露丸の「露」はロシアの露なんですばい・・・
本当は「征露丸」が正しき名前・・・勇敢ですなっ!
知らんかったでしょう?フフフフ
日清戦争時代の歴史を持っとりますけんな。
次の陣痛がくるまで 間を見測り ほふく前進で
やっとの思いで 正露丸を服用し その場にへたり込み
やがて朝の陽ざしを全身で受け止めたのでありました。
なぁ~んか 尻切れトンボみたいな話だったっすなぁ~
でも 長くなるといけないので これまでっ!
正露丸についてもう少しウンチクを垂れんばぁ~
と思われる方は ウィキペディアでもどうぞ~
ラッパの音もあるでよぉ~
ps 兵隊さん達の写真 本物かいなぁ~
皆 結構男前じゃんね!メタボなんざぁ~
皆無だったんだろう わひ はずかひい~