福岡の看板屋 独り言(看板.・カワムラ)TEL092-935-7058

皆様に生かして頂いてる看板屋としての呟きです。内容は独り言なので、万が一気分を害された方が居られましたら何卒ご容赦。

スパッツ野郎

2020年10月22日 | Weblog

2015年2月記事

あんまり寒いんで・・・

スパッツというズボン下を履いた。

モモヒキじゃあ カッチョ悪いと、

妻が買ってきてくれたのだ

ホラ、あの・・・

男のバレリーナが履いとるモッコリ目立つタイツだよ。

 

「昔の人はフンドシとハカマだったんだぞ・・・

贅沢な話だ」なんて

呟きながら メタボな腹を揺らしつつ 

ケンケン跳ねながら転びつつ

ゴムのようにビョーンと無理やり引っ張りながら

装着したのであった。

「んんんんっ もう 履きにくっ!」

色はお洒落な黒・・・爺さんが履く様な、

ラクダのモモヒキは暖かいらしいが

そこまでジジイになっとらんし 自尊心を大切にしたかったのだ。

 

しっかしマア・・・

スタイルの良い 男性ダンサーが履くから 

鹿が屹立したようで カッチョいいが格闘技やっとった

人間が履くとズングリむっくりっちゅうか・・・

おまけに 腹が出てるので卵のお化け・・・

ハンプティーダンプティーみたいになっとるヤン!

 

マアよい これでヨシ!と極寒の中、野外にて作業ス。

しかしながら 作業してると 

何故か足の自由が利かなくなった。

細い道板を南極のペンギンが

ヨチヨチ歩くような動きになって

スッコケそうになったのだ。

それに背中辺りがスウスウして

「これじゃ風邪ひーっちまう!」

 

「エーイ糞 もう、ゴワゴワしちょる!」と

ズボンのベルトを解いたら

中に履きこんでいたスパッツがずり落ち

半ケツ状態になっていた...

 

昔テレビで、鼻息で風船膨らませながら 

耳と頭の皮を動かし 同時に手を使わず

ズボンを履いていく男を見て笑い転げた事があったが 

あの逆の原理で作業中に似た

動きをしたせいか、自然にずり落ちていたのだ。

其のことを考えると 突然ツボにハマリ 

フフフフフ カッカッカッカ 

ギャアハハハハッ

高笑いが止まらなくなり、脚立の上で刺すような

冷たき突風に吹かれながら白髪はなびき、

道行く人は そんな狂人を見てみぬフリをして 

足早に去り とうとう施主様までが

どうかしましたか!?」と表玄関まで

駆けつけたのだった・・・

マア そういう事もありますとたい