![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b7/e83510d687fd062ad744d99832fcb510.jpg)
この賞状は 父が書いたものです。(上手いでしょう)
昔、道端でよく見かけた ○○工事中の看板は ほとんどが父と
私が書いた物です。修行に出た先で 職人さん達から「あの
工事中の楷書は誰が書いているのかね?上手いね。」と
噂の的でした・・。弟子として 鼻が高かったです・・。
さて 話は変わり、
この写真とは関係ありませんが ある日「賞状を書いてください」と
お客様が来店られました。IT化の世の中
「パソコンで打ち出したもので良いですか?」と申し上げたところ
お客様「パソコンで良いのであれば 看板屋さんに
お願いなんかしませんよ。」
私「何故 手書きがよいのですか」とお聞きしますと
お客様「逆に、人間の心が入っていない物をもらって あなたは
うれしいですか?活字を並べただけのものなんて価値が
ありませんよ。」と一刀両断されました。嬉しかったですね。
ご年配の方でしたが 大先輩に一喝されたようで その日は興奮して
眠れませんでした・・・。同じ ゴシック体にしても 職人の個性が
現れた活字は 世界に一つしかありません。眼に見えない 人間の魂が
宿ってこそ 価値があろうというもの。「よくお客様が 機械で書かれ
ているんでしょう?」とおっしゃいますが、機械で書いたのか 手書きで
書いたのか 違いは解らなくとも 人間の印象には昔、作った看板の
方が強く残っているのではないでしょうか・・・。
世界に一つだけの看板・・・。職人達が機械に頼らず技術を磨く時代が
再来すれば平成も、昭和のように 味わい深い時代になるかも知れません・・。
昔、道端でよく見かけた ○○工事中の看板は ほとんどが父と
私が書いた物です。修行に出た先で 職人さん達から「あの
工事中の楷書は誰が書いているのかね?上手いね。」と
噂の的でした・・。弟子として 鼻が高かったです・・。
さて 話は変わり、
この写真とは関係ありませんが ある日「賞状を書いてください」と
お客様が来店られました。IT化の世の中
「パソコンで打ち出したもので良いですか?」と申し上げたところ
お客様「パソコンで良いのであれば 看板屋さんに
お願いなんかしませんよ。」
私「何故 手書きがよいのですか」とお聞きしますと
お客様「逆に、人間の心が入っていない物をもらって あなたは
うれしいですか?活字を並べただけのものなんて価値が
ありませんよ。」と一刀両断されました。嬉しかったですね。
ご年配の方でしたが 大先輩に一喝されたようで その日は興奮して
眠れませんでした・・・。同じ ゴシック体にしても 職人の個性が
現れた活字は 世界に一つしかありません。眼に見えない 人間の魂が
宿ってこそ 価値があろうというもの。「よくお客様が 機械で書かれ
ているんでしょう?」とおっしゃいますが、機械で書いたのか 手書きで
書いたのか 違いは解らなくとも 人間の印象には昔、作った看板の
方が強く残っているのではないでしょうか・・・。
世界に一つだけの看板・・・。職人達が機械に頼らず技術を磨く時代が
再来すれば平成も、昭和のように 味わい深い時代になるかも知れません・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます