ほんわかと健康に暮らしたいと願う日々

アラフォー・働く母。3世代同居プラス犬と猫。毎日があっという間に過ぎていきますので、その忘備録と愚痴(笑)。

陸軍特攻・振武寮 

2014-05-19 13:16:01 | 
陸軍特攻・振武寮―生還者の収容施設
林 えいだい
東方出版


                  

「永遠のゼロ」より太平洋戦争関連の本を読み始めました。

家族から、少々白い眼で見られながら・・・。

でも、知っておくべきだと思います。過去の日本に何があったのかを。

さて、「永遠のゼロ」の主人公・宮部久蔵は海軍所属の航空士。最終的には

特攻として敵の戦艦に突入していきます。

この「陸軍特攻・振武寮ー生還者の収容施設」は、陸軍の特攻隊。

しかし、生きては帰れない特攻隊員も生還している方がいます。

振武寮は目的を達成することができず戻ってきた陸軍特攻隊員を収容施した施設。

生還を恥じとし、世間から隔離して精神教育を施し再び特攻隊員として

戦場に送り出す場所でした。

特攻隊員を送り出す上層部に関することは、今までほとんど読んだことはありませんでしたが、

「陸軍特攻・振武寮」には、参謀であった人物に会ってインタビューをした記述があります。

80才になるまでその元参謀だった人は、特攻隊員の報復を恐れて、万が一に備えて護身用に

実弾の入ったピストルと軍刀を手放さなかったのだとか。どれほど振武寮にて特攻隊員に与えた

仕打ちがひどいものであったかを物語っています。

戦争は人を狂わせてしまうものなのですね。

海軍と陸軍では戻ってきた特攻隊員に対する待遇が全く違っていたのだそうです。

集団的自衛をめぐって、首相があれやこれやと画策されています。このままでいくと

日本が再び戦争に巻き込まれたり、日本国が戦場と化してしまうおそれが出てくる。

特攻隊員は、家族や恋人など自分の大切な人を守るために死んでいったのです。

その人たちがいまの日本の政治を見たら、どんな気持ちになるのでしょうかね。




しおり

2014-05-19 09:25:23 | 
京都水族館で購入したしおり。オオサンショウウオのデザイン

図書館でよく本を借りています。

以前は図書館・古本はご法度でした。不特定多数の人が触れているし、

読むのなら、自分自身で買って手元に置いておきたという独占欲が強かったせい。

しかし、ある時から図書館・古本が大丈夫になりました。単なる気持ちの

変化です。自分で作っていた思い込みと壁を取っ払ってしまえば、図書館や古本屋って

なんて合理的かつ経済的なのでしょう!!
(古本屋って呼び名は古いですか?)


最近思うこと。

本にはたいていヒモタイプのしおりが付いていますが、そのしおりのはさまっている

ページ。もちろんしおりを使わず一気に読み進めてしまうこともあります。でもページ数が多い物に

関してですが、図書館で借りた本のしおりの位置を見て納得するときがあります。

「あぁ、前回この本を借りて、ここで読むのをリアタイアしちゃった人がいるのだな」と。

内容が小難しかったり、なんだか自分の感じていたものと内容が違う・・・と感じるところに

しおりがはさんであったりすることが多いのです。わかるわ、その気持ちと勝手に見知らぬ人に

同調してみたりします。

借り物であれば、内容がつまらなくても返すものなので、頑張って読み終わらせようという気持ちが

買った本に比べて低くなりがちですから。

ほんの時折、メモ用紙やレシートがしおり代わりではさまっていることもあり、それはそれでご愛嬌。

そういえば、皆さんMYしおり、って持って見えるんですか?
・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・

厚さ62mmまでOK ブックスタンド 並行輸入品
クリエーター情報なし
book