一気に気温が下がり始めました。
先日まで半袖で暑いと言っていたのに、2・3日でこの気温。
朝夕に暖房の必要な温度にまで、一気に下がり始めました。
honyaのいる山の中腹は、手のひらを返したように「晩秋」の気候に突入です。
なんとまあ・・・なお話なのですが、今日もちいさな温風ヒーターをいれつつこのつれづれを書いている始末。
毛糸のセーターだの厚手の上着だの・・・11月が近づいてきて、もう・・・寒い。
などという反面、サツマイモの大収穫です。
父が畑でサツマイモを作ってくれているのですが、これが豊作でした。
形といい大きさといい、ふかすに手頃なちょぴり甘さ控えめの黄色い中身に、一家全員ほっぺとおなかがホクホクです。
石焼き芋も遠赤だのなんだので焼かれていると高くなるこのご時世、手頃な芋を飽きるほど食べられるのも贅沢の極みといえます。
世の中スローフードがもてはやされる時代になって参りました。
食べ物も、旬の季節にいただくのがやはり基本というものでしょう。
我が家も山の中とはいえ、下に降りると街中です。都会の人々が、ガーデニングに凝って庭を美しく飾る気持ちが最近よくわかります。
実家にかえって、家の周りの自然を見たり土の付いた芋の手触りや臭いをかぐと、今の自分に足らないモノがなんとなく判る気がします。
田舎で育った私は、やはりすこし不便でいいから土の臭いと木々の香りのする場所でないとどうも世知辛くなるようです。
そんなことを、土の中の芋を掘りながらつくづく感じたある秋の一日でした。
ちなみに、芋掘りの際一緒に掘り出してしまった冬眠準備のトノサマガエルには大変悪いことをいたしました。
早く、別のねぐらを探してください。
でも、ジャガイモや白菜の畝には行かないでね。
もうすぐ掘るから・・・ね・・・。