ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
バツ2でも結構幸せにやってます!

自分の感受性くらい 雑記-61

2017-02-19 05:55:55 | 雑記
お花の画像、全てネットでお借りしました。

ねこブログですが、たまにこういうのもやってます。

今から25年前に、親友Cさんと出会いました。彼女は今まで出会ったことが無いような、私にとっては不思議で、魅力的な人でした。

今日ご紹介する詩は、彼女に教えて貰って知った詩です。以来、何かあった時には、必ずこれを読み返し、不徳な私の襟を正してくれる詩でもあります。詩人茨木のり子さんの作品です。




自分の感受性くらい


詩:茨木のり子

ぱさぱさに渇いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
 
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか


 
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄





自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ








冷蔵庫のドアに貼ってあります。
いつなんどきでも、読み返すことが出来るように。


茨木のり子さんは孤高の人。とても尊敬しています
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