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母かずえ、3月2日に無事特養入居が叶いました。皆様にはご心配頂き、有難うございました。
当日の話をする前に、入居までの諸々を、記録として残したいので少しお付き合いください。
【1】2019年3月 特養へ入居申し込み
【2】2021年1月25日 入居の順番が回って来たとの連絡
【3】1月30日 コロナ禍で特養担当者との直接面談は叶わず
家族の窓越し面会に参加し、面談とする
【4】2月10日 入居決定の連絡を受ける
【5】2月14日 入居契約
【6】3月2日 入居
このような流れで特養入居当日、施設の方が迎えに来てくださり、老健から特養の車椅子に乗り換えて、車椅子のまま移動することが出来ました。
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春の嵐のような日でしたが、皆さん寒風が吹く中、玄関前までお見送りをしてくださいました。
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ほぼ1年ぶりに、母と直接会うことが出来て、手を握り、万感胸に迫る思いで、私も同乗させて頂きました。
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この日この時の母は、とてもしっかりした顔をしていて、あぁ今日は調子が良いんだな・・・と。車中20分くらいでしたが、聞いてみましたよ。ねぇねぇ、私は誰?誰だか分かる?
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「ふふふ(*´艸`)なん言いよるんね。愛娘!」
かずえさんが含み笑いをする時は要注意。
何かを誤魔化そうとする時によく使う手ですから!笑
「名前は?言える?」
「ふふふ(*´艸`)・・・・・・〇、〇、〇!!」
まるであの、お、も、て、な、し、みたいに、一語一語区切って、力強く言ってくれました。
「名前、言えたねぇ、凄い凄い!!」
「なんね!あんたの名前忘れたらオシマイやろうもん。そこまでお母さんボケとらんよ。」
いやいや、この間は妹言うてましたや~ん。笑
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あっという間に特養に到着しました。老健からの荷物、結構たくさんありましたね~。母が大事そうに持っているのは、この日差し入れをした豆大福といよかんをむいたのと、あとは母がよく作ってくれていた牛乳寒を私も真似て作った物。
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練習した時は、ホウロウトレーに流し込んでこんな感じです。これを小さなカップに流し込んだ物を持って行きました。ところがこれね、後日談がありまして。家族が直接触った物は差し入れできないんですって
まぁ考えてみたらそうですよね。デザートも果物も、売っているそのままの状態を差し入れするしかないのだそうです。
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2月14日、契約の時に、担当の方からのお話にちょっと驚きました。
「皆さん特養を終の棲家とお考えの方が多いのですが、現実はそうではないんですよ。殆んどの方は、何かしら治療の必要なご病気になられ、病院に入院されることが多いのです。」
そうなのか・・・。そんなことは一度も考えたことが無かったという迂闊なワタクシ。でも今はそんなことを考えるのはよそう。母が特養で、一日も早くその生活に慣れてくれ、心穏やかに過ごしてくれることだけを祈ろう。
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母の新しいお部屋です。私はまだ入れませんが、担当の方が写真を撮ってくださいました。
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今回の移動の件、実はとても悩みました。コロナ禍ですから、移動しても面会は全く出来ない。周りは知らない人だらけで、励ますことも、母の不安を聞いてあげることさえ出来ない。こんな時に移動させるのは、母にとって負担が大き過ぎるのではないか。そして移動することの意味を母は理解できるのか・・・という心配。
でもここでお断りしてしまうのも・・・。そこで考えました。老健にいる間に、せめて母に、移動することの事情を説明してみようと。経験上、窓越し面会だと、伝わるものも伝わりません。移動する数日前に、母の手元に届くようにと手紙を書きました。
老健にはいつまでもいられる訳ではないということ。引っ越し先は、とてもキレイな施設で、優しそうな方ばかりだったということ。昔父の転勤で、初めて行く土地に不安を感じていた時、母が私に言ってくれた言葉。そんな諸々を、大きな便箋を作って、大きなマジック文字で母が読みやすいような手紙にして。手紙なら、何度も読むことが出来ますし、その都度思い出して貰える!
車の中では、数日前に届いたあの手紙を読んだことや、老健の皆さんには、お礼をしっかりと申し上げたこと、今回の引っ越しの事情はよく理解できたということ。それらを確認することが出来ました。だから当日穏やかでいてくれたのかな~と思いました。
特養の方の話では、女性の空きが出たのは2年ぶりなのだそうで、今回この移動を一旦お断りしていたら、次はまた数年後になっていたかもしれないということです。どうやら女性はめっちゃ元気らしい!笑
入居の翌日、どうしても気になって特養に電話を入れました。夜中の巡回は2時間に一度。午前2時くらいまで、巡回の介護士さんに話しかけたりしていたようですが、その後は熟睡していたとのこと。心配していたせん妄は全く出ず、出された食事は7割方食べているとのことでした。
老健の窓越し面会に参加してくださった担当の方が「この方法はとても良いと思いましたので、私たちの所でも採用させて頂くかもしれません」と仰っていました。それが実現するかどうかは分かりませんが、期待してしまいますね
差し入れは自由にさせて頂けるようなので、これからは毎週片道20分の距離を、差し入れのために自転車をかっ飛ばす予定です(^^ゞ
当日の話をする前に、入居までの諸々を、記録として残したいので少しお付き合いください。
【1】2019年3月 特養へ入居申し込み
【2】2021年1月25日 入居の順番が回って来たとの連絡
【3】1月30日 コロナ禍で特養担当者との直接面談は叶わず
家族の窓越し面会に参加し、面談とする
【4】2月10日 入居決定の連絡を受ける
【5】2月14日 入居契約
【6】3月2日 入居
このような流れで特養入居当日、施設の方が迎えに来てくださり、老健から特養の車椅子に乗り換えて、車椅子のまま移動することが出来ました。
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春の嵐のような日でしたが、皆さん寒風が吹く中、玄関前までお見送りをしてくださいました。
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ほぼ1年ぶりに、母と直接会うことが出来て、手を握り、万感胸に迫る思いで、私も同乗させて頂きました。
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この日この時の母は、とてもしっかりした顔をしていて、あぁ今日は調子が良いんだな・・・と。車中20分くらいでしたが、聞いてみましたよ。ねぇねぇ、私は誰?誰だか分かる?
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「ふふふ(*´艸`)なん言いよるんね。愛娘!」
かずえさんが含み笑いをする時は要注意。
何かを誤魔化そうとする時によく使う手ですから!笑
「名前は?言える?」
「ふふふ(*´艸`)・・・・・・〇、〇、〇!!」
まるであの、お、も、て、な、し、みたいに、一語一語区切って、力強く言ってくれました。
「名前、言えたねぇ、凄い凄い!!」
「なんね!あんたの名前忘れたらオシマイやろうもん。そこまでお母さんボケとらんよ。」
いやいや、この間は妹言うてましたや~ん。笑
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あっという間に特養に到着しました。老健からの荷物、結構たくさんありましたね~。母が大事そうに持っているのは、この日差し入れをした豆大福といよかんをむいたのと、あとは母がよく作ってくれていた牛乳寒を私も真似て作った物。
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練習した時は、ホウロウトレーに流し込んでこんな感じです。これを小さなカップに流し込んだ物を持って行きました。ところがこれね、後日談がありまして。家族が直接触った物は差し入れできないんですって
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2月14日、契約の時に、担当の方からのお話にちょっと驚きました。
「皆さん特養を終の棲家とお考えの方が多いのですが、現実はそうではないんですよ。殆んどの方は、何かしら治療の必要なご病気になられ、病院に入院されることが多いのです。」
そうなのか・・・。そんなことは一度も考えたことが無かったという迂闊なワタクシ。でも今はそんなことを考えるのはよそう。母が特養で、一日も早くその生活に慣れてくれ、心穏やかに過ごしてくれることだけを祈ろう。
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母の新しいお部屋です。私はまだ入れませんが、担当の方が写真を撮ってくださいました。
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今回の移動の件、実はとても悩みました。コロナ禍ですから、移動しても面会は全く出来ない。周りは知らない人だらけで、励ますことも、母の不安を聞いてあげることさえ出来ない。こんな時に移動させるのは、母にとって負担が大き過ぎるのではないか。そして移動することの意味を母は理解できるのか・・・という心配。
でもここでお断りしてしまうのも・・・。そこで考えました。老健にいる間に、せめて母に、移動することの事情を説明してみようと。経験上、窓越し面会だと、伝わるものも伝わりません。移動する数日前に、母の手元に届くようにと手紙を書きました。
老健にはいつまでもいられる訳ではないということ。引っ越し先は、とてもキレイな施設で、優しそうな方ばかりだったということ。昔父の転勤で、初めて行く土地に不安を感じていた時、母が私に言ってくれた言葉。そんな諸々を、大きな便箋を作って、大きなマジック文字で母が読みやすいような手紙にして。手紙なら、何度も読むことが出来ますし、その都度思い出して貰える!
車の中では、数日前に届いたあの手紙を読んだことや、老健の皆さんには、お礼をしっかりと申し上げたこと、今回の引っ越しの事情はよく理解できたということ。それらを確認することが出来ました。だから当日穏やかでいてくれたのかな~と思いました。
特養の方の話では、女性の空きが出たのは2年ぶりなのだそうで、今回この移動を一旦お断りしていたら、次はまた数年後になっていたかもしれないということです。どうやら女性はめっちゃ元気らしい!笑
入居の翌日、どうしても気になって特養に電話を入れました。夜中の巡回は2時間に一度。午前2時くらいまで、巡回の介護士さんに話しかけたりしていたようですが、その後は熟睡していたとのこと。心配していたせん妄は全く出ず、出された食事は7割方食べているとのことでした。
老健の窓越し面会に参加してくださった担当の方が「この方法はとても良いと思いましたので、私たちの所でも採用させて頂くかもしれません」と仰っていました。それが実現するかどうかは分かりませんが、期待してしまいますね
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ホームページでウチの子グッズ販売中!
ポンちゃんままさんのお名前をおもてなし風に、お呼び
になったなんて、嬉しいですね🎵 ガラス越しでは、お兄様たちのお名前になったりしちゃいましたが、なにせガラス越しでは、致し方の無い事です。
一日も早く、新しい環境に馴染まれて、穏やかに日々を過ごされることを、遠い地からお祈りいたします。
そして、自転車🚲での差し入れ、呉呉もお気を付けくださいね。
お疲れ様でした。かずえさん、しっかりした表情ですね。
この日は、ポンちゃんままさんを、覚えていて下さって、よかった~。
ポンままさんの、丁寧なお手紙を、前もって読んで下さって、
理解されていたんですねぇ。さすがです。
しばらくぶりに、直接お会い出来て、お互いに嬉しかったでしょうね。
自宅から🚴20分くらいの場所で、良かったです。
新しい環境に慣れて、穏やかな日々をお過ごし下さるようにと願っています。
お疲れ様でした。
一緒に車に乗れてよかったよね〜。
短いドライブだけど、この時期
手を握っていられる時間は
どれほど貴重だったろうと思います。
ほんと、良かった!
これからのかずえさんの新生活、
穏やかで和やかな暮らしになりますよう、
祈っています。
ままん、これからは、自転車でなんだね?!
運動という意味ではある意味いいけど、
でも気を付けてね。
ほんと、わしは、そこが一番心配だわよ。
同じ車で移動出来て、お母様もうれしそうなお顔(*^ω^)
お手紙でお母様に理解してもらおうとか、私なら絶対思いつかないわ!
せん妄も出なくて一安心ね🎵
これからは近くなって行きやすくなるのかな?
お母様と楽しく過ごす時間が増えるといいね~(≧∇≦)
ガラス越しじゃない状態で、もし私の名前が
言えなかったら・・・と考えたら
聞くのはちょっと怖かったんですけどね~。
思い切って聞いてみました。
本当にこの日は以前の母に戻ったような
そんな感じでした(^-^ )
兄たちの名前を順々に言った時は、ちょっと
焦点があってない感じで、表情も虚ろでした。
本当にね~、後は一日も早く
新しい環境に慣れて欲しい・・・それだけですね。
はい~。一度自転車事故で背骨折っちゃった
前科者ですから、気を付けます(^^ゞ
今度骨折したら、16回目になっちゃうから~(*≧艸≦)
って、笑とる場合ちゃうわね~(^w^)
そうなんですよー。この日は本当に調子が良さそうで
私の名前もすんなり言えました。
やっぱりね、覚えていてくれたのは
凄く嬉しかったですね~(*^。^*)
あれこれ悩みましたが、手紙を書くことが
一番母が理解しやすいのではないかと思いましてf(^^;)
出来るだけ難しいことは書かないようにと
気を付けて書きました(^^ゞ
最初迎えに行って会った瞬間
物凄い笑顔になってくれて
老健の方たちも「娘さんが来られると
やっぱり表情が違うわね~」と皆さん口々に
仰っていました。
自転車で20分は、私にするとなかなかの
距離ですし、雨が降ったらどうしようかな~と
そこはまだ悩み中ですが、面会は出来ずとも
差し入れだけでも、母は喜ぶと思いますので
頑張って通います(^-^ )
ご心配ありがとうございますm(_ _)m
そうなのよ~。恐る恐る聞いてみたら
乗せてってもらえるって言われて
小さくガッツポーズですよ(*≧艸≦)
母の手は、相変わらず柔らかく冷たくてね。
その感触が、懐かしくて涙ぐんじゃった。
「手が冷たい人は心が温かい言うけね。
あんたの手、いっつも暑いねぇ」って
まるであたしが冷たい人みたいに
いつも言ってたかずえさん。これ、天然よ(^w^)
あれからまた、施設の方から連絡があって
ご飯はほぼほぼ完食するようになったって!
やっぱり差し入れの甘い物効果が
出たのかな~ってね。笑笑
そうなのそうなの~。
物凄い坂があるから、電動自転車!
ね~、あたしもそれが心配よぉ。
なんたって、前科があるからね~(^w^)
昔と違って、ちょっとブレーキ掛けると
つんのめってこけそうになっちゃうのよ~。
何でかしらね~ (´▽`;) '`'`
うんうん、無事に終わったよ~(*^。^*)
車にも乗せて貰えたしね。めでたしめでたしでした~♪
いや~今回はホントに悩んだのよー。
そもそもの特養入居自体、断ろうか・・・とかね。
でもそうするとまた、別の老健探さなきゃ
いけなくなりそうだったし
とりあえず引っ越しはするとして・・・って考えて、
もう手紙を書くしかない!って思ったの~(ToT)
近くはなるけど、自転車だからね~。
雨降った時どうしよう・・・って思ってる。
防水仕様のレインコートを買うか、
一駅電車に乗って、徒歩20分で行くか。
特養はね、窓越し面会もやってないし
面会は一切出来ないのよ~。
ワクチンが行き渡って、コロナが終息するまでは
ひたすら差し入れ運びのばーさんに徹します(^^ゞ
あーー 生対面!!←この表現変ね…
でも 写真であってもガラス越しと違う事が
とても伝わりましたo(^o^)o
会話の全てを読みながら微笑ましさと
なんだか嬉しさで目頭熱くなった(;_;)
でも ポンままさんの表現が楽しくて
クスクス笑ってもいた私もいました(^-^)
うちも母の為にも いつも参考にさせてもらっているのですが
娘にも読んでもらっているんですよ。
私が そう遠くない将来に来るかもしれない現実なので
色んな打ち合わせしたりしています(^-^)
娘は「まだまだ先の事だから寂しい事言わないで」
って言うんだけど
寂しい事ではなく みんなが笑顔で生きる為の
とてもとても大切な事だからって話しています。
年齢重ねる毎に「丁寧に生きる」って事を
実践したいと思いながらも
まだまだ ちっとも出来てない…
ポンままさんは「丁寧に生きてるなぁ」って
思いながら いつも拝見しております( ^-^)
これからの季節は自転車も気持ちいいですね♪
でも かっ飛ばすのはダメ~~~(>_<)
ゆっくりゆっくりでお願いします\(^-^*)
今、初めてブログを拝見し、コメントさせて頂いています。
それぞれの決断の時、悩みますし辛いですよね。
私も今介護中です。