母かずえ93歳の誕生日

昨日は特養に入所している母の93歳の誕生日でした。幸い誕生日当日に面会が叶いました。

私の顔を見るなり、半泣き半笑い。嬉しそうで、元気そうな母の姿を見て、私も思わず涙が出ました。

数日前に、母の誕生日祝いにと、福岡に住む従姉妹から和菓子が届きました。昔から母が食べていた懐かしい和菓子です。7人兄弟の上から4番目の母。上2人の兄たちは戦死。姉も従軍看護婦をしている時に亡くなりました。すぐ下の弟は数年前に病死しましたが、今回送ってくださったのはその奥さんと娘さんたちです。

私は従妹たちに不義理ばかりで、何一つ従姉妹らしいことをしたことが無いのに、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。頂いた和菓子の一部を母の元に届けました。

「YおばちゃんとYちゃんとMちゃんから送って頂いたよ」と和菓子の上に手紙をつけているので、一生懸命読んでいました。「はぁ～そうね。そうなんね。」Yちゃんには、このブログのことを知らせているので、この場を借りて･･･。

Yちゃん、本当にありがとうございました　母はとっても喜んでいました。食べる気満々の様子でした。笑　YおばちゃんとMちゃんに、くれぐれもよろしくお伝えくださいね。

そしてそして、今回もまた、母の友人のSさんから絵手紙が届きました。水仙の花と、温かいお言葉。

母の大好物のカブも素晴らしいです。

全体もご覧くださいね。

介助の方が封筒から取り出してくださった途端、Sさんからの絵手紙だと分かったようでした。

食い入るように絵手紙を見つめる母。「あのね、この方は絵も素晴らしいけど、字がね～、本当に達筆で素晴らしいんよ」と介助の方に一生懸命説明していました。Sさん、この度も本当にありがとうございました　温かいお気持ち、母にしっかりと伝わりました。

今回事前に施設から電話があり、ケーキの差し入れはご遠慮頂きたいとのことでした。えっ？誕生日にケーキなし！？と思いましたが仕方ありません。代わりにプリンを差し入れました。母の好きなおかきやチョコレートなど、お菓子も沢山差し入れました。

ケーキがダメならお花を奮発するか･･･と思い、アレンジメントをプレゼント。抱え込んでにっこりするかずえさん、可愛かった。笑

何だかね、私自身、母と上手くやれない時期がありました。それでも母へと届く贈り物を前にして、母には母の世界があって、こんな風に思ってくれる方が居てくださるんだなぁと、胸が熱くなりました。母を否定ばかりしていた自分を反省

私からは何を？ですか？今回は、心を込めて手紙を書きました。ボケてしまってからの母は、本当に可愛くて、昔のわだかまりはもう全くありません。だから、心底思ったこと「コロナが終わって度々面会できるようになるまでは、絶対に絶対に元気でいてよ。その日を楽しみにしてるから。」と。

喋る口調がかなり不明瞭になっていましたが
それも度々会いに行って、たくさんお喋りすれば
きっと少しは良くなるよね！かずえさん！
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ポチ、ありがとうございました～

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