暖かい日がつづいています。桜の花も散って、枝の間から、新緑の芽が
でてきたこの頃ですが、久しぶりにブログを書くことができるように
なりました。ご存じのように、4/12日から昨日まで、近くの整形外科に
入院していましたが、推間板ヘルニアの手術がうまく行き、今までの足の
痛みがすっかり取れて、もっと早く手術をしておけばと思った。しかし、私
と同じくらいの老人が何と多いことか、やはり脊椎や足や手などの病気が
いかに多いかがよく判った。入院前にMRIで撮影するときには、装置台に
横になるだけで、腰から足にかけての激痛でじっと動かずに静止することが
できないほどであったものが、手術後には、すっかり取れて2-3日は、脊椎
まで伸ばしたチューブで血液を首から下げた容器にためるための装置が多少
面倒であったが、それも、取れてからは、日に日に元気が出てきた。なんと
いっても、元気になってくると時間を持て余す。やはり、この場合は、パソコン
もスマホも持ち込めない場合であり、図書館から借りて来た本を片っ端から
呼んだ。夏目漱石の(門)と(それから)にはじまり、次は松本清張の
(時間の習俗)と(地獄の絵)そのあとは司馬遼太郎の(梟の城)である。
これらの小説はかねてより読んでみたいとおもっていたが、このような、
入院の時が最も読書には最適であるように思える。