散歩のコースはどこですか

79歳の老人です。2年前まで現役で仕事をしていましたが、今は、趣味の
囲碁と読書と旅行などのほか朝の散歩が楽しみです。

空飛ぶタクシーは必要だろうか

2019-05-15 09:29:25 | 日記

沖縄は梅雨に入ったようだが今日の東京の朝は、まだ春風がこころよい。

しかし、今週に入ってからは、雲りの日が多くなって来て、昨日は

時々、大粒の雨が降ってきた。昨日のテレビを見ていると、米国のアトランタの

博覧会場で、空飛ぶタクシーの展示会があり、世界から参加した企業と日本からは

住友商事などが参加して、開発商談をすすめているとの報道に引付られた。アトランタ

は私が40歳の頃、すなわち昭和50年代の前半であったが、勤めていた会社から

当時、世界の通信関係の会社が競って、新製品を発表する展示会があり、それを

視察する機会があり、ニュウヨークの支社を訪問するついでに立ち寄ったことがあった

のを思い出した。この展示会場は広大な建物の中に、世界の大企業が通信関係の

展示物を出していたが、日本からは、NECがC&Cと称して、通信とコンピュータが

融合することの将来像を打ち出していた。その他には、富士通や松下などの会社

も出品していたと思うが、この当時は、通信の交換機が電子交換機へ移行した時で、

この後この通信とコンピュータが融合し、パソコンとネットワークと携帯電話の時代を経て、現在

のスマホの時代へと変化し、世の中は、非常に便利になってきたのである。しかし今回

の展示では沢山の空飛ぶタクシーが展示されて、いろいろの形の物が、出品されていたが、

特に目についたものは、ドローンのような形の大型の回転するプロペラが6個ついており、

その中心に4人乗れる席があり、全て自動操縦とのこと。しかし、このような空飛ぶ

タクシーがどうして必要なのか、私には判らない。最近の開発製品には、いかに、判らない

ものが多いが、この空飛ぶタクシーも例外ではない。開発販売会社は、その必要性を

羅列して、理由をのべているが、はたして、日本で実現するだろうか。昨日も、

渋谷で無許可でドローンを飛ばして、逮捕された外国人がいたと言うが、日本の狭い

場所で、この空飛ぶタクシーが本当に必要だろうか。むしろ、危険の方が、先行しそう

であるが。私か出席した昔の展示会は、いかに有意義であったかを、再認識した

次第である。