この話は8月初めの出来事で、
今 振り返っても、ちょっとすごい話だと思う。
家族にこの出来事を話すと、
「そんなことありえんわあ」
「アンビリーバボー」
「偶然じゃないわあ」と言う。
さあ その話をしましょう
まあビール片手にゆっくり読んでください
15年以上一緒に走ってきた愛車を
廃車にする日が来てしまった。
月日は8月6日
8月6日に新車が納車される日なので
その日が最後の日だった。
愛車は、本当に素晴らしい車で
パンク以外は故障をしたことがない。
車検の時に「まだ走れますか?」と訊くと
「まだまだ走れますよ 大丈夫です」って
太鼓判を押され、気がついたら15年以上
になった。
いろんなところを行った。
長崎 熊本 山口 鹿児島 福岡等々
さすがに今年の5月になって、
新車を買うことを決めた。
心のなかには
「まだ走れるのに・・・」という思いが
ずーーっとあった。
そして、8月6日の前日の話
ディーラーさんからは、
「今 乗ってる車は8月6日に持ってきてください。
廃車にしますから」と言われてた。
8月5日
この日は午後から出先に出張があり、
それから自宅に帰ることになっていた。
出先での仕事を済ませ、
国道を走行中に信号機で停車してて、
青になった時
赤いランプがついてキーを回すが、
エンジンがかからない・・・
「うっそおーー やばい・・・」
すぐにハザードランプをつけ後続車に
知らせ、すぐに保険会社のロードサービス
に電話した。
すぐにつながり、30分程度で来てくれるとのことだった。
少し 安心
国道2車線の左側でよかったけど、
車を脇に動かさないと迷惑がかかるので、
車を押して左脇に移動させた。
たまたま少し下り坂だったので助かった。
待つこと30分
レッカー車到着
事情を説明している時に
ふと明日が廃車日だということを
思い出し、ディーラーさんに電話し
車をディーラーに持って行くことにした。
廃車前日に愛車自らが自分の意志で、
自分の仕事を果たし、俺に
「もうここまでだよ さようなら」って
言ってる気がした。
そう 俺の未練をきれいに消してくれた。
無事にディーラーに到着し愛車は廃車となった。
ただの偶然といえばそれまでなんだけど、
8月5日 愛車廃車日となり
ずっと前から決まっていた新車納車日が
8月6日
なんか感慨深いものがある。
愛車には、感謝 感謝
あなたのおかげで、楽しいカーライフを
することができた。
「ありがとう わが愛車」
以上が真夏の出来事
車ってただの鉄の塊ではない。
大事に乗ってあげることこそが
最大のエコロジー
新車も大事に乗って「愛車2号」と名づけている。
さあ 今から猛暑の中
カー用品店に行くぞーー 愛車2号
レッツゴー