今日は、コムウェア本部ユースコースの第3弾。前2回は神奈川県の三浦海岸での開催でしたが、今日は地方から参加の方々がいるということで、都内での開催でした。
話のテーマは、「私たちの暮らし、仕事と政治」ということで、これまでと同じです。ただ、前回、分かりやすくしようと思って加えた修正が時間を使ってしまい、最後の質疑の時間がほとんどなくなってしまったことを反省。今日は(涙を飲んで)一部の説明を削ることにして、全体を1時間以内に押さえました。
そして今日はタップリの質疑の時間! ところがちょっと参加者の皆さんは控えめな感じ・・・。「どんな質問でもいいですよ~」と誘いをかけると、何人か勇気を振り絞って(?)手を挙げてくれました。
最初の質問は、「光の道」構想について。昨年12月、ICTタスクフォースが「光の道」構想の実現に向けて結論を出したわけですが、結局なぜ、そういう結論になったのか?という趣旨でした。これについては、ICTタスクフォースの議論の経過を説明して、結局、あの結論が国民のために最善と考えられたのだろう、とお話ししました。
次に、政府の借金について。いわゆる国と地方の借金が巨額になっているが、大丈夫なのか?という趣旨の質問でした。これはあくまで私の考えという前提で、(1)借金は「政府の借金」で、実はお金を貸しているのは国民であること、(2)国民の個人金融資産は約1,400兆円あること、(3)日本は210~230兆円規模の対外純債権国であること、(4)政府の借金を返していくためには、デフレを止め、経済を成長軌道に乗せて、税収を回復する必要があること、(5)デフレを止めるためには、需給ギャップを埋めるための需要創出が必要で、そのために引き続き一定の歳出規模を確保する必要があること、などを説明しました。当然、成長に関係のない無駄な歳出を削ったり、組み替えたりする作業は必要ですが、成長のために必要な財政支出はむしろしっかりすべきだ、という考え方ですね。
そして、最後に「外国人による土地取引」と「外国人参政権」の問題について。ユースコースでこの質問をもらったのも初めてでした。まず外国人による土地取引については、民主党も政策調査会の下にこの問題に関する調査会を設置したことを説明して、今後、現状をしっかり把握した上で、必要な対応を検討していく考えであることを説明。「外国人参政権」については、難しい問題で慎重な対応が必要だが、私自身は「社会の中で"差別"があってはいけない」ことがもっとも重要なポイントで、最終的には、地域の皆さんがそれぞれの地域で政治参加の形を決定することが望ましいのではないか、という考えを示しました。
ところで、途中、なかなか手が挙がらない時に、たまたま目が合った参加者にマイクを振って「さあ、質問をどうぞ!」とベタブリ。さぞ困ったことと思いますが、それでもちゃんと質問してくれて、「ツイッターのアドレスが"@ishibashi2010"になってますが、これ、2010年限定なんですか?」と。鋭い! いや、本当は@ishibashiで取れれば良かったんですが、すでに使われていて、結局選んだのがこの組み合わせ。もちろん、2010年が選挙の年だったということにかけて2010を選んだので、それ以外の深い意味はありません・・・。失礼しました~!
ということで、今日でコムウェア本部の今年度ユースコースは終了。3回も呼んでいただいて、担当役員の皆さんは3度も同じ講演を聴いてくれて耳にたこが出来たに違いないでしょう。お世話をいただいた上に、つたない講演に3度もおつきあいいただいた皆さんに感謝です!
話のテーマは、「私たちの暮らし、仕事と政治」ということで、これまでと同じです。ただ、前回、分かりやすくしようと思って加えた修正が時間を使ってしまい、最後の質疑の時間がほとんどなくなってしまったことを反省。今日は(涙を飲んで)一部の説明を削ることにして、全体を1時間以内に押さえました。
そして今日はタップリの質疑の時間! ところがちょっと参加者の皆さんは控えめな感じ・・・。「どんな質問でもいいですよ~」と誘いをかけると、何人か勇気を振り絞って(?)手を挙げてくれました。
最初の質問は、「光の道」構想について。昨年12月、ICTタスクフォースが「光の道」構想の実現に向けて結論を出したわけですが、結局なぜ、そういう結論になったのか?という趣旨でした。これについては、ICTタスクフォースの議論の経過を説明して、結局、あの結論が国民のために最善と考えられたのだろう、とお話ししました。
次に、政府の借金について。いわゆる国と地方の借金が巨額になっているが、大丈夫なのか?という趣旨の質問でした。これはあくまで私の考えという前提で、(1)借金は「政府の借金」で、実はお金を貸しているのは国民であること、(2)国民の個人金融資産は約1,400兆円あること、(3)日本は210~230兆円規模の対外純債権国であること、(4)政府の借金を返していくためには、デフレを止め、経済を成長軌道に乗せて、税収を回復する必要があること、(5)デフレを止めるためには、需給ギャップを埋めるための需要創出が必要で、そのために引き続き一定の歳出規模を確保する必要があること、などを説明しました。当然、成長に関係のない無駄な歳出を削ったり、組み替えたりする作業は必要ですが、成長のために必要な財政支出はむしろしっかりすべきだ、という考え方ですね。
そして、最後に「外国人による土地取引」と「外国人参政権」の問題について。ユースコースでこの質問をもらったのも初めてでした。まず外国人による土地取引については、民主党も政策調査会の下にこの問題に関する調査会を設置したことを説明して、今後、現状をしっかり把握した上で、必要な対応を検討していく考えであることを説明。「外国人参政権」については、難しい問題で慎重な対応が必要だが、私自身は「社会の中で"差別"があってはいけない」ことがもっとも重要なポイントで、最終的には、地域の皆さんがそれぞれの地域で政治参加の形を決定することが望ましいのではないか、という考えを示しました。
ところで、途中、なかなか手が挙がらない時に、たまたま目が合った参加者にマイクを振って「さあ、質問をどうぞ!」とベタブリ。さぞ困ったことと思いますが、それでもちゃんと質問してくれて、「ツイッターのアドレスが"@ishibashi2010"になってますが、これ、2010年限定なんですか?」と。鋭い! いや、本当は@ishibashiで取れれば良かったんですが、すでに使われていて、結局選んだのがこの組み合わせ。もちろん、2010年が選挙の年だったということにかけて2010を選んだので、それ以外の深い意味はありません・・・。失礼しました~!
ということで、今日でコムウェア本部の今年度ユースコースは終了。3回も呼んでいただいて、担当役員の皆さんは3度も同じ講演を聴いてくれて耳にたこが出来たに違いないでしょう。お世話をいただいた上に、つたない講演に3度もおつきあいいただいた皆さんに感謝です!