石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

東エリアの男女平等学習会に参加

2013-03-04 23:24:38 | 活動レポート

今日は夕方から、NTT労組東京総支部東エリアが主催した「男女平等」に関する学習会に参加させていただいて、参加者の皆さんと「いかにしてワークライフバランス社会を実現するか?」というテーマで意見交換をさせていただきました。

 

 冒頭、私から、約40分間、「男女平等社会の実現に向けて」というテーマで導入編のお話を。以前、通建連合の勉強会でもお話したのですが、私の海外での実体験をベースに、「男女平等社会ってどんな社会なのか?」ということを具体的にイメージしてもらえるように説明し、その上で、男女平等社会を実現するためには、何と言ってもワークライフバランスを実現しなければいけないという私の持論を展開させていただきました。

ポイントは、(1)時間的自由、(2)経済的自由、(3)働き方の自由をセットで実現すること。どれかが欠けても、なかなか実質的な男女平等社会は実現できないというのが今日のメッセージでした。

私の講演後、参加者の皆さんは三つのグループに分かれてグループディスカッション。その結果、最後にまとめの発表と私への質問をいただいて、それに答える形で最後に意見交換をさせてもらいました。

いやいや、興味深いコメントや質問をたくさんいただきました。「有給とる時に”すみません”と謝るのを止める運動をしたらどうか?」「欧州の労働運動はどんな運動をしているのか?」「若い世代に強制的に社会的ボランティア活動をさせるというのはどうか?」「介護が必要な家族を持つ組合員にケアマネージャーを紹介するような制度があったらいいと思うがどうか?」「シンガポールの女性が高いレベルで社会進出をしているというが、出生率はどうなっているのか?」「日本では熟年離婚があるが、欧州はどうなのか?」などなど。一つ一つにお答えしながら、面白いやり取りが出来たのではないかと思います。

そして最後にこの質問が・・・「今日のような話をもっと多くの人にして欲しい!」

はいっ、ぜひ。いや、実は、男女平等について話をして欲しいというリクエストはあまりないのです。もっと多くの人にお話しして、今後の具体的取組について一緒に考えて欲しいのですけどね。ということで、このブログを見ていただいている支援組織の皆さん、ぜひ今度、勉強会を企画して下さいね!


森田実さんの勉強会に参加(インターンだより)

2013-03-04 09:20:20 | 雑記

今回は、民主党本部で行われた森田実さんの勉強会に参加させていただいた感想を書かせていただきます。

私は恥ずかしながら森田先生のお名前しか聞いたことがなかったため、勉強会で初めてお考えやご経験を拝聴することとなりました。勉強会では主に戦後の共産党の栄枯盛衰と民主党の現状について話されました。その中で印象的だったのは現在、政権交代後の与党の要職にある人物が森田先生に対して「適切な議院内閣制を維持するためには二大政党が必要だから民主党を応援してほしい」と言われたというお話です。与党には厳しく野党は応援すると自認されている森田先生が現在の民主党を応援されているのを理解できる気がしました。

 アメリカでは100年以上、民主党と共和党から大統領が選出されています。この意味でアメリカは保守派とリベラル派が拮抗した力を持っている国だと言えます。去年の大統領選挙では民主党オバマ大統領が共和党ロムニー候補を破って再選されました。わが国では民主党が自民党に対抗する勢力として力を持つべきですが、長らく政権を握ってきた自民党から政権交代して、すぐに上手く政権運営できるはずもありません。日本維新の会が台頭している中、右傾化を指摘されてもしょうがない現状があります。確かに、右派がいうように、世界的に見れば憲法改正や軍隊を保持することの意味は理解できますが、これまでの歴史を考えれば暴走する可能性を心配する気持ちもわかる気がします。

 「リベラル」というとアメリカのように同性婚や中絶を推進しなければいけなという印象がついてまわるようですが、日本国内とアメリカは随分状況が違うと感じます。したがって、はっきりと民主党がリベラル派であるということを打ち出すことが右派のやり過ぎにバランスをとる働きをするのではないでしょうか。