先週のブログで、明日(3月26日火曜日)、参議院の厚生労働委員会が予定されていて、私も質問に立つ予定であることをお伝えしていました。ところが・・・
延期になってしまいました!
前回ブログでもお伝えしたように、丸川珠代厚労大臣政務官の派遣会社全面広告問題については私たちとしても看過することが出来ず、政府・自民党に対して国民への真摯な説明を求めています。
繰り返しますが、この問題とは、2月25日の日経新聞に、丸川政務官がある派遣会社の全面広告に政務官の肩書きで登場し、(1)昨年(自民党も賛成して)成立した改正労働者派遣法が禁止をした日雇い派遣について、あたかも規制したのは間違いだったかのような発言をしたこと(=厚生労働省の方針とは異なる発言を政務官が広告でしている)、(2)この広告が派遣労働者を「猫の手(=役に立たないもの)」と揶揄している広告だったにも関わらず、その点について抗議をしていないこと、(3)この広告への出演に報酬をもらっていなかったと説明しているが、無報酬で全面広告に出たとすれば、それはそれで公職選挙法199条が禁止する寄付行為に当たる可能性がある、という問題です。
私たちは、前回の委員会で丸川政務官から納得いく説明がなされなかったため、厚生労働委員会委員長に対して、政府与党が(1)丸川政務官が当該派遣会社から過去に政治資金の提供を受けていないことの報告、(2)厚生労働省による本件の経緯と政務官発言の内容(特に派遣問題に関する研究会と日雇い派遣問題の論議)についての説明を委員会に行うこと求めていました。
しかし残念ながら、今日までに真摯な対応がなされなかったのです。全く不十分な説明しか行われていない、ということです。そのため、野党としては、丸川政務官も出席する委員会開催に応じることは出来ないとして、明日の委員会開催に同意しなかったわけですね。
ということで、結局、私の質問は延期されてしまいました。準備していただけに残念ではありますが、まあ問題が問題ですから、仕方ありません。与党側が真摯な対応をしてくれた場合には、木曜日に委員会を開催できるようになりますが、その時に私がやる予定だった一般質疑をやるかどうかは分かりません。決まったらまたお知らせしますね!