「安倍隠し」のための「審議拒否」。しかも「与党が」・・・。
この与党のとんでもない姿を、なぜメディアは伝えないのでしょうか? 約束していた衆議院の定数削減を反故にし、約束していた衆参予算委員会の開催も反故にし、0増5減法案の審議を野党が拒否したとウソをつき、与党が全力で審議を進めるべき内閣提出の法案を自ら審議拒否し、国会審議そっちのけで選挙のために走り回っている与党議員たちの姿を!!!
安倍隠しのために、予算委員会を開催させないことのみを目的に参議院議長の不信任決議案を提出し、不信任決議案を採決するための本会議を開かなくてもいいと主張する始末。
皆さんは、良くお分かりだと思います。アベノミクスが絶好調なら、正々堂々と出てくればいいのです。いや、むしろ、安倍総理のことだから、もし本当に絶好調なのであれば、喜んで予算委員会に出席して、テレビの前の国民にあることないこと自慢話を披露するはずです。それをしないのです。なぜか? 絶好調じゃないからです。いや、絶好調じゃないどころか、崩壊寸前、いよいよ瀬戸際に立たされていて、恐らくご自分でも、どちらに転ぶか分からないきわどい状況にあるからなのでしょう。出られないし、出たくないし、出したくないのでしょうね。
結果、明日、予定されていた参議院厚生労働委員会も、開催されるかどうか微妙です。開催しても、与党も、そして政府も出てこないというのです。明日は閣法である生活保護法改正案と生活困窮者自立支援法案の総括質疑ですよ? 採決ですよ? 生活困窮者を総合的に支援するために必要な法律じゃなかったんですか? それを党利党略のために、廃案にしてもいいってことなんでしょうか??
そして、最悪なのはメディア。この与党の横暴を、なぜ国民に知らせようとしないのでしょうか? 国民が、誤った情報により誤った選択をしてしまうことを、メディアが助長しているとすれば、国民にとってこれほど不幸なことはありません。