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今日からお盆開け、仕事始めでした。
会社で打合せをしていると外では凄い雨。
雷鳴がとどろき、雨が激しく地面に打ちつけていました。
ふと会社目の前のアパートに目をやると、壁に濡れ跡がついていました。
屋根の軒先から2メートルぐらいは、跡がついていません。
これは軒の出の効果。
色々吹き込む方向により濡れる範囲はもちろん変わりますが、
軒の出が、軒先が深い程、その範囲は小さくなります。
現在は、敷地との関係や、冬の日差しが暖房効果をもたらすこともあり、
ただ深くすればいいというわけではありませんが、
外壁を守る意味はあります。
また、下屋など軒下の空間は様々な使い方ができます。
この空間が設計時提案の肝になる場合もあります。
今回は雨に対して、改めて目で見て、軒の出の意味を感じました。
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いつも間にか雨は上がっていました。