今回上棟の現場は、既存で建っていた住宅の増築部分(写真左)残して解体し、
隣の建物を解体し建て替えした住宅(写真右)をつなぐ計画です。
実はこの増築部分は先代の社長時、16年前に弊社で工事させて頂いたもの。
そして建て替え部分は、昨年から弊社で工事し今年引き渡しさせて頂きました。
ある意味では、世代をつなぐ工事。本当に有り難いことです。
当初の基本計画から変わって生きている部分はありますが、
おおむね大きな方向性は変わらず、工事もここまで来ました。
二つの建物をつなぐというのは、色々とクリアしなくてはいけない問題があります。
確認申請を出すにしても、この3つの部分を一体として考えるか、別々で考えるか。
色々と時間をかけ検討した結果、「エキスパンションジョイント」といって、
3つの部分を構造的に別々のものと考えることとしました。
いろいろ複雑な部分もありますが、しっかり工事をし完成させたいと思います。