AKB48の旅

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「じゃんけん大会」フジ放送版の不快

2013年09月23日 | AKB
やはりAKBは、疑似であってもリアルが全てかな、そう思わせてくれたのが、ようやくにして見たフジ放送版のじゃんけん大会。編集が入る度に、はっきり断言するけど、不快感が半端ない。しかも、そんな編集が入りまくるんだからたまらない。その上アナウンサーが誤情報を垂れ流す。AKBをよく知るはずの解説人も訂正を入れない。まさに地上波放送にして、ダメだこりゃな感想に陥る。途中で見ることを放棄してしまう。BSスカパー版に逃げてしまう。

「逃げちゃダメだ」と思うんだけど、どうだろう。これは「逃げる」のが正解なんではないか。フジの放送に、どうにも不快感を感じる感性の方が正しいんではないか。メディアが届けるべき内容に干渉する、あるいは伝えるべき情報を伝えないのは、やはり許されざる越権行為なんではないか。

BSスカパー版のMCはロンハー淳さんだったけど、心を入れ替えたかのように謙虚にして真摯な態度に終始していた。カナリアのボンさんの解説も、たどたどしさはあったけど、AKBに対する愛情に溢れた、好感度の高いものだった。そしてなにより、放送そのものに、無用の「編集」は介入しなかった。

生のリアルに可能な限り近い映像を、正確な情報とともに届ける、それは当たり前のことじゃないかと思うし、それは十分に可能なはず。そして今回のじゃんけん大会の放送で、BSスカパー版はそれをおおむね実現してたと思うし、フジ放送版はそうではなかった。結果が全てを語ってる。そう思う。

と言いつつ、フジ版を垂れ流しに見てると、なんかめんどくさいことを考えること自体が、面倒になって来る。惰性って怖い。