こんにちは。琴崎京子でございます。
今日は 水害について書きます。
私の実家のある広島県安芸高田市吉田町に入る通路は、国道54号線だけになっているとのことです。
他はがけ崩れなどで 通行できません。
86歳の父に電話をしてみると 「わしゃ～、生きとるよ～！！」とのことでしたが、いつもの冗談も 今回はマジです。
無事で居てくれたことが 本当にありがたいです。
私が こちらに来るまで住んでいた広島県安芸郡熊野町川角は 家が土砂に飲み込まれ被害甚大。
私たち家族は、あの崩れてしまった団地の道路を一本隔てた場所に暮らしていました。
熊野町に住む知り合いに連絡をとり 安否を確かめました。
家の前の道が川になっていたとか、床まで水に浸かってしまったとか大変だったようです。
ニュースに移し出される、水に浸かった矢野駅、向原駅…何度も利用していた駅が跡形もありません。
熊野町では、普段通っていた道が半分削り取られ水道管があらわになっています。
ＴＶに映し出される白木町や、黒瀬町の崩れ落ちた道路もすべて何度も通ったことのある道ばかり。
見慣れていた平和な風景が、ことごとく瓦礫の山に変わっています。
呉市に住む友人は 断水も4日目に入り、水が無いとのこと。
孤立状態で、なかなか物資が届かないようです。
店頭にパンや 水が届いても5分で売り切れ、手に入らないのだそうです。
災害や被害はどこか遠くで起こり、自分には関係ないと思っていました。
でも、起こってしまった。
楽しい思い出がいっぱいの あちこちの町で。
信じられないけど 現実です。
心が痛みます。
これ以上、被害が広がらないことを祈っております。
そして、今困っておられる方、一日も早く 普通に水を飲み、食事をし、お風呂に入り、くつろげる時間が戻ってくることを 心からお祈りしております。
アクセス
