旧藪家住宅 県指定有形文化財です。
代々名主をつとめた藪家の住宅なのですが、90歳の母親の実家が同じような造りでした。
同い年の従姉妹がいたのでよく遊びに(泊りがけで)行ってたので
覚えてます。
覚えてるのは、入ってすぐの土間(コンクリートのように硬い土)
この藪家よりも広くて、竈のある(へっつい)
かまやが(今の台所兼ガス台?)
独立して、かなり広かったような記憶があります。
縁側は同じように鍵の手に曲がって、突当りがお便所でした。
…夜は怖かった…風の音が恐ろしかった…
養蚕時代の名残か、中二階への階段があり、腰高障子があり、
家族の食事は板の間で、家族一人づつに(子供も)
足の付いたお膳で食べました。
働いてる(農業)伯父伯母は板の間に上がらず、お膳は板の間に置いて、土間続きに置かれてる椅子に(板の長椅子《縁台?》)座って食べてました。
畳の部屋や間数など、すべてが一回り大きかったような気がします。
子供だったから、茅葺屋根の厚みまでは見なかったのでしょう。
この藪家の厚みには吃驚して、きれいだな~子供時代の記憶は、自分が小さいので、物が大きく覚えていることが多く、大人になってから「こんなに小さかったっけ?」
懐かしい思い出の「旧藪家住宅」見学でした。