千葉県の友人から「蛸の卵」の写メを貰いました。
ピンポン玉くらいの大きさだそうです。
うわぁ~、ちょっと気味が悪い まともに見れません。
昨年の「gooひとこと」で 蛸の8本足(腕)の1本の先が生殖器なので その足先は食べれないんだよ、と聞き 私は目からウロコでした。
じゃ、この卵はどこから産まれたの?
まさか雌の足先から こんなに大きな卵がポロンポロンと落ちてくるなんて考えられないし・・・・
そこで蛸はどこから卵を産むか聞いてみました。
「水を吐き出すロートという部分から少量ずつ生みます。交尾(交接)は雄の腕の1本が生殖器の役割をし、雌の頭・・・正確には胴というか腹というか外套膜内の輸卵管に精子の入ったカプセルを送り込み受精します。」
メスのマダコは、岩礁域の岩棚の下や岩穴などに、長さ10cmほどの房状になった卵の塊を幾つもぶら下げるように産み付けます。(マダコの卵塊は藤の花に似ていることから「海藤花(かいとうげ)」とも呼ばれます。)この卵塊1cm当たりに約100個の卵が含まれ、総産卵数は10~20万個にもなります。産卵後、メスは卵がふ化するまで約1か月間、絶食状態で卵を守ります。そして卵から稚ダコがふ出してしまうと衰弱死してしまいます。
と言うことは 俗に私たちが 頭と言ってる雌タコの腹に 雄がカプセルの精子を送り 雌がその受精卵をロートから岩などに塊として産みつけ 卵が稚ダコになる頃死んでしまう、と言うストーリーかな? 外套膜の輸卵管と水を吐き出すロートって同じところかな?雄も一個しかカプセルを持っていないのかな?
それならば 雄も雌も1回限りの寿命なの?
今度 蛸一匹(一杯)買って来て 外套膜やロート、足8本をよく観察してみたいと思いました。
(この事について知っている方 是非コメントくださいね)
追伸
蛸の卵について 又 千葉(いすみ市)の友人に聞いてみました。
Q 千葉ではメジャーな食べ物か?
A いいえ、土地の者でも見たこと、食したことないと思う。
Q 卵の中身は?
A 透明感があり タラコ位の小粒な卵がいっぱい詰まってる。
Q どうやって食べたの?
A 熱湯に浸けるとクルッと膜が剥がれる。山寺のサクランボ羊羹に楊枝を刺したような感じ・・・
それを醤油とミリンとだし汁を加えて煮たらカレイの卵のようだった。