山形県白鷹町高玉地区に白鷹町無形文化財「高玉芝居」が上演されるのを知って友人4人で見に行ってきました。
会場は、釜の越桜で有名な老木の桜のもとに特設舞台(本当に飛ぶような仮の舞台)ででした。
この木 ↑ が釜の越サクラです。(なぜか花咲か爺さんを呼んで来たくなりました。) ゆめやさ~~ん。
樹齢800年のエドヒガンザクラ
高さ8メートル
幹囲6メートル
枝張15メートル
釜の越とは地名
プログラム
12時半から日舞発表
13時半から高玉芝居 「渡守親恋時雨」
私たちは11時ころ着いたので 釜の越公園内を歩き 薬師ザクラを見て 蕎麦を食べ 始まるのを待ちました。
桜の花は満開、気温23度 最高の花見日和でした。
こんな感じで 観客は三々五々集まってきました。
芝居は 無形文化財と言えども 出演者は素人ばかりですから
ハプニング有り、アドリブ有りで 大笑いです。
観客も 割りばしに千円札を挟んだお華を持って 所構わず飛び入りです。
そのたび劇は中断して役者はお礼を言うのです。
刀を振り回せば 大きな松の木の小道具まで倒してしまったり
途中で台詞が抜けたので 数コマ戻ったり
風向きが悪く 噴出した水が役者の顔にかかったり
観客の掛け声に 舞台から答えてくれたり・・・・
とっても楽しい芝居でしたが 内容はやはり人情物
最後には ほろりと涙がこぼれました。
高玉芝居は もう200年余続いているそうです。
毎年桜咲く4月の第4土曜日 釜の越サクラの下で
駐車場代として200円はかかりますが 入場料は無料です。