私のおばあちゃんは 大正8年生まれです。
よって今年95歳
金子兜太さんも 同じ大正8年生まれ そして俳人
おばあちゃんより 金子兜太の 「私はどうも死ぬ気がしない」 と言う本を買って来て・・・・と千円預かった。
おばあちゃんは この本を一晩で読み終え 私に こう言った。
「私ね、俳句大会で賞を頂いたとき この金子兜太さんが選者だったのよ。 その時 握手もしてくれたのよ。 私と同じ歳だし 第一「私はどうも死ぬ気がしない」 そう思っているところが 私と似てるのよね」と。
私は「死なないの? そんなことないよ。 宇野千代だって 私は死なないような気がする、と言っておきながら死んだじゃないの」と言ってしまった。悪いこと言ってしまったと後悔した。 うちのおばあちゃんも「自分だけは、死なないような。。。」と思ってるんだなぁ。
いつまでも生きていて欲しいよ。