こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

できることは みんなで 
 できないことは ひとりでも 声を上げて
  誰もが穏やかに暮らせる社会を

11・11原発ゼロ☆国会前集会へ 平成永田町百人一首

2018年11月10日 | 日記
 明日11日(日)午後2時から4時まで国会前で「原発ゼロ集会」が開かれる。
東日本大震災、福島原発事故から7年と8ヶ月。安倍政権はもうあの悲惨な事故は忘れたこのごとく
原発再稼働を進めている。使用済み核燃料の処理も見通せないままの原発運転などありえない。
 なのに東海第二原発の20年間の運転延長承認、再稼働に向けて油断ならない。
天気も良さそうだし、国会を包囲する大集会に。私も。

平成永田町百人一首
長からむ 心もしらず 原発の 乱れて今朝も 慌てふためく

元歌は待賢門院堀河の歌
長からむ 心もしらず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ
                    

東海第二原発が運転延長20年 

2018年11月10日 | スケッチ
 茨城県東海村にある東海第二原発。
日本の原発の中で最も古い原発。40年が経過して本来なら廃炉になるもの。
それが「安全性は確保された」と原子力規制委員会が承認。
更に20年の運転延長が認められた。
 3・11の大震災で津波に襲われ、あとわずかで全電源喪失の危機に陥った
東海第二原発。もし福島の事故と同様の事故が起きていたら、首都圏は
大変なことになっていた。
 その原発をまた動かそうという。
30キロ圏内の住民96万人の避難計画を立案することが求められ、
埼玉県に水戸市民4万人、そのうち800人を八潮市が受け入れる計画という。
年内には受け入れ協定の締結が予定されているとか。
 非現実的な避難計画。自家用車を持たない避難者のために3000台の
大型バスの確保が必要で、茨城県のバス会社は
「そんな数のバスも運転手も確保できない」と発言。
八潮は東海第二原発から99km。福島の原発からは200km。
重大事故が起きれば八潮市民が避難者になることになりかねない。
 9月市議会で私はこの問題を取り上げ、「最も安全な対策は
運転延長を認めず、再稼働させないことでは」と市長の考えを問うた。
市長は「原発は国策。原子力規制委員会、周辺自治体の判断を待ちたい」との回答。
残念。危険な原発は廃炉にすることこそ市民の安全を守ることでは。

水戸市議会では「東海第二原発の再稼働を認めない意見書」を賛成多数で可決した。
賛成17(日本共産党市議団3人含む) 反対2 棄権7