こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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八潮市学校給食審議会答申 「複数の公設給食センターの建設を」

2020年11月04日 | 日記
 今日、学校給食審議会の最終回。答申をめぐって最後の議論が行われた。
傍聴定員は12人。私は定員外で廊下で傍聴することに。
前回のまとめで、ほぼ結論が出ていたが、最終的には
「2~3か所の公設の給食センターの建設」が「複数の公設の給食センターの建設」で答申に。
 事務局の案では付帯意見として「自校方式の意見も」があったが、
最終的には、公設の給食センター建設」の後に
「可能であれば学校敷地内に親子方式で給食センター建設も」
が付け加えられた。(文言は私が会議場の外の廊下で聞いた範囲なので正確ではないが)
 いずれにしろ、「自校方式」が親子方式として一部の学校に可能とする文言が
入ったことは一歩前進だが、結局、「自校方式」が中心に据えられることがないまま。
今日も審議会の議論を聞いていて、いくつか残念な思いが。
 答申は「子どもたちにとって望ましい学校給食」のあり方を審議するのだが、
肝心な自校方式の良さが、十分、教育的観点から論議されたとは言い難い。
子どもの視点からの議論がすっぽり抜け落ちていたということ。
 審議会の議論全体を通して、「安全」「衛生管理」「第三者機関」のみが強調され、
それさえ担保されれば「公設でも民営でもいい」という流れに引き寄せられて行った。
答申では「アレルギー対策委員会」「衛生管理委員会」などの設置を明記していたが、
 実際に食べる子どもから遠いところになる給食センターでは、こうした問題がどの程度、
効果的か、疑問が残ることに。
アレルギーのある子どもにアレルギー食を安全に提供するには、作り手と食べる側が近いに越したことはない。
つまり、顔がお互い見えることが決定的であること。そうしたことが議論されることがないまま終わった感。
 とまれ、答申は出された。大事なことはこれから。
私たち「学校給食を考える会」は自校方式を求める1万3千を超える署名に
応えるために、答申を受けて教育委員会の今後の対応、そして、市長部局の判断を「自校方式」に
決断してもらうよう引き続き市民世論を広げていくこと。運動はこれから。
答申が出されておしまいと言うわけにはいかない。

秋の空が広がる。穏やかな一日。

 
 

「自校方式求める保護者の声 重く受け止める」 市長答弁 「新やしお」発行

2020年11月04日 | 議会
 遅くなりましたが、9月18日に閉会した八潮市議会第3回定例会報告「新やしお」を発行。
市内全域に全戸配布始めました。
 八潮市の学校給食集団食中毒事故を受けて、学校給食の今後のあり方をめぐって、
検討を進めてきた学校給食審議会が、本日、最終回の会議を開き、答申をまとめる予定。
 食中毒事故を受けて、八潮市PTA連合会が緊急アンケートを実施した結果は
約54%が「自校方式」を希望。こうした保護者、関係者の願いをどのように受け止めるのか、
との9月議会での郡司議員の質問に、「重く受け止める」と大山市長は答弁。
 その後、「学校給食を考える会」が取り組んだ「自校方式を求める」署名は1万3千362筆に。
八潮市民7人にひとりが署名したことに。この数の署名は、大きな力になるはず。
こうした声を一言も反映しない答申はあってはならないと考えるが。
今日、開かれる学校給食審議会15人の委員の答申は極めて重要に。