今日、学校給食審議会の最終回。答申をめぐって最後の議論が行われた。
傍聴定員は12人。私は定員外で廊下で傍聴することに。
前回のまとめで、ほぼ結論が出ていたが、最終的には
「2~3か所の公設の給食センターの建設」が「複数の公設の給食センターの建設」で答申に。
事務局の案では付帯意見として「自校方式の意見も」があったが、
最終的には、公設の給食センター建設」の後に
「可能であれば学校敷地内に親子方式で給食センター建設も」
が付け加えられた。(文言は私が会議場の外の廊下で聞いた範囲なので正確ではないが)
いずれにしろ、「自校方式」が親子方式として一部の学校に可能とする文言が
入ったことは一歩前進だが、結局、「自校方式」が中心に据えられることがないまま。
今日も審議会の議論を聞いていて、いくつか残念な思いが。
答申は「子どもたちにとって望ましい学校給食」のあり方を審議するのだが、
肝心な自校方式の良さが、十分、教育的観点から論議されたとは言い難い。
子どもの視点からの議論がすっぽり抜け落ちていたということ。
審議会の議論全体を通して、「安全」「衛生管理」「第三者機関」のみが強調され、
それさえ担保されれば「公設でも民営でもいい」という流れに引き寄せられて行った。
答申では「アレルギー対策委員会」「衛生管理委員会」などの設置を明記していたが、
実際に食べる子どもから遠いところになる給食センターでは、こうした問題がどの程度、
効果的か、疑問が残ることに。
アレルギーのある子どもにアレルギー食を安全に提供するには、作り手と食べる側が近いに越したことはない。
つまり、顔がお互い見えることが決定的であること。そうしたことが議論されることがないまま終わった感。
とまれ、答申は出された。大事なことはこれから。
私たち「学校給食を考える会」は自校方式を求める1万3千を超える署名に
応えるために、答申を受けて教育委員会の今後の対応、そして、市長部局の判断を「自校方式」に
決断してもらうよう引き続き市民世論を広げていくこと。運動はこれから。
答申が出されておしまいと言うわけにはいかない。
秋の空が広がる。穏やかな一日。
傍聴定員は12人。私は定員外で廊下で傍聴することに。
前回のまとめで、ほぼ結論が出ていたが、最終的には
「2~3か所の公設の給食センターの建設」が「複数の公設の給食センターの建設」で答申に。
事務局の案では付帯意見として「自校方式の意見も」があったが、
最終的には、公設の給食センター建設」の後に
「可能であれば学校敷地内に親子方式で給食センター建設も」
が付け加えられた。(文言は私が会議場の外の廊下で聞いた範囲なので正確ではないが)
いずれにしろ、「自校方式」が親子方式として一部の学校に可能とする文言が
入ったことは一歩前進だが、結局、「自校方式」が中心に据えられることがないまま。
今日も審議会の議論を聞いていて、いくつか残念な思いが。
答申は「子どもたちにとって望ましい学校給食」のあり方を審議するのだが、
肝心な自校方式の良さが、十分、教育的観点から論議されたとは言い難い。
子どもの視点からの議論がすっぽり抜け落ちていたということ。
審議会の議論全体を通して、「安全」「衛生管理」「第三者機関」のみが強調され、
それさえ担保されれば「公設でも民営でもいい」という流れに引き寄せられて行った。
答申では「アレルギー対策委員会」「衛生管理委員会」などの設置を明記していたが、
実際に食べる子どもから遠いところになる給食センターでは、こうした問題がどの程度、
効果的か、疑問が残ることに。
アレルギーのある子どもにアレルギー食を安全に提供するには、作り手と食べる側が近いに越したことはない。
つまり、顔がお互い見えることが決定的であること。そうしたことが議論されることがないまま終わった感。
とまれ、答申は出された。大事なことはこれから。
私たち「学校給食を考える会」は自校方式を求める1万3千を超える署名に
応えるために、答申を受けて教育委員会の今後の対応、そして、市長部局の判断を「自校方式」に
決断してもらうよう引き続き市民世論を広げていくこと。運動はこれから。
答申が出されておしまいと言うわけにはいかない。
秋の空が広がる。穏やかな一日。