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公園で子どもだけで遊んでいたら虐待!?埼玉自民党県議団 「子ども虐待禁止条例改正案」

2023年10月08日 | 議会
 自民党埼玉県議団が「県子ども虐待禁止条例」の一部改正案を提出。
大問題になっている。
子どものみで外出、留守番すれば「虐待」になるというこの改正案。
「自動車内への放置」「親が幼い子どもに暴力」など子どもへの虐待が
社会問題になっているのは事実だが、
条例を作って禁止すれば解決する問題なのか。
 保育園に入りたくても入れない、習い事や塾にもお金がなければ行かせられない。
親は働かなければ生活できない。シングルで子育てしている人にとって、
ダブルワーク、トリプルワークは当たり前。
格差と貧困をなくし、希望すればどの子も保育園、幼稚園にお金の心配がなく
通うことができる。学童保育にも6年生まで入ることができ、障害のある子どもたちには
年齢制限なく社会教育の場が保障される。
 こうした条件整備を求める条例こそ求められるのでは。
保護者を追い詰めるのではなく、条件整備を怠ってきた国や、県の責任こそ
追及してほしいもの。それにしても、
なぜ、こんな条例改正案を自民党県議団は提出したのか。
公明党県議団も同意しているというが、「何を考えているのか」と言わざるを得ない。

那須連山の一番北側に位置する三本槍岳。那須連山の最高峰でもある。
遭難事故を起こした朝日岳のさらに奥に位置する。

那須連山朝日岳で登山者4人の遭難事故

2023年10月08日 | 登山
 那須連山朝日岳で4人の登山者が遭難。
強風悪天候で滑落、低体温症。報道によれば、ほぼ私と同年代。
他人事ではない。
 当日は、八潮でも強風が吹き荒れていた。
山の上ではもっとひどかったのは想像できる。
那須は私も毎年のように行く山。なじみの山での遭難に心が重い。
何年か前には高校生の雪山訓練での雪崩に巻き込まれての遭難事故があった。
 那須は風の山。峠の茶屋駐車場から登山口を上り始めるとしばらくは樹林の中。
そこを抜けて中の茶屋跡に出ると稜線まで延々と続く岩稜地帯。
私も何度も強風に遭遇し、撤退を余儀なくされたことも。
 とにかく峰の茶屋がある稜線越しに猛烈な風が吹き抜ける。
空は晴れていてもこの強風に遭遇すると前進できない。
 それどころか不意を食らえば体ごと吹き飛ばされ、転倒する。
小石がバリバリと飛んでくる。想像できないかもしれないが、
稜線を「はいつくばって」進んでいくしかない。
 悪天候時には山に登らない。引き返すのも登山のうち。
よく言われる言葉だが、その時には、誰もが「何とかなる」と思ってしまう。
 数十年前になるが、私も同行者が強風に吹き飛ばされ転倒し、
鎖骨を複雑骨折し必死の思いで下山したた苦い経験がある。
山を侮ってはならない。今の時期、すでに山は冬の時期、と思って万全の装備を
携帯することが必要。

朝日岳は岩峰の峰。晴れていれば展望は素晴らしい。登山口から1時間余で峰の茶へ。
そこから岩場の登山道をさらに」を一時間余で山頂に至る。
好天地であれば誰もが楽しめる山なのだが。