夜の7時のニュース、9時のニュースなど、主要なNHKのニュース番組でかなりの時間を取って連日、自民党総裁選挙の報道。まるで自民党の広報になったかのよう。
すでに告示と投票日が自民党から発表されている。その時点での報道はありとしても、「今日は〇〇が✖✖で立候補を表明」「△△は〇〇日の予定」など微に入り細にわたりの報道。いい加減にして! と言いたい気分。
10数人の候補者が予定され、その10数人の動向を連日報道など、公共放送の規範を外れた所業。いくら報道されても投票するのは自民党員と国会議員。圧倒的な国民は蚊帳の外。いくらそんな候補者の動向を報道されても「あっそう」という程度。貴重なニュース報道時間を自民党総裁選にジャックされてはたまらない。
ついでに言えば、日本共産党の党首選出の方法をめぐって、盛んにマスコミは直接選挙になっていないとバッシングをしてきたが、自民党の総裁選挙についてはその仕組みの不平等を誰も問題にしない。自らの意思で参加した政治結社が自らの組織の在り方として決めた方法にあれこれということはないのが基本だが。自民党の場合は一般の党員と国会議員の一票の平等は全くない。都道府県組織数万?の党員の票はまとめて一票?という始末。
報道するなら「裏金問題の後始末はどうするのか」「だんまりを決め込んで懐に入れた国会議員の処分はどうするのか」「統一教会との関係清算をどう進めるのか」、沖縄の基地問題、物価高騰対策、年金の確保など特集を組んでもたりないくらいの問題が山積。
NHKよ、公共放送の報道の基本に立ち返れ。中国、北朝鮮の報道を笑えない日本の報道の自由度。
八潮市役所4階の市議会議場の北側にある展望テラスから関東の名峰、筑波山が見える。せっかくの展望テラス。開放しているので多くの市民のみなさん、市役所に来たついでにどうぞ4階まで。
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