悲しいお知らせです

　市場では異変が起こっているようでこの時期本来なら供給量がすくない夏イチゴ、大生産地の北海道が春の豪雪でハウスが倒壊し供給不安が噂され、さらに供給の半分を担うアメリカ産イチゴは天候不順と聞いていたたが、ふたを開ければ国産イチゴの大量出荷で市場ではイチゴがあふれていると、今日市場から出荷を抑えるよう依頼があり早速午後からハウスのイチゴの実の廃棄作業だ、いつかニュースで見たキャベツをトラクターですきこみ生産調整する様子を見て、苦労して作った野菜を廃棄する農家の思いをまさか希少価値の夏イチゴで体験するとは。
　1日も休みなく毎日7時に収穫作業を始めえ、炎天下のハウスで奇形や小さくて価値のない実や熟れすぎた実を摘果し夕方には適期収穫に努めるべく1日に2回も収穫し、外注防除に翌日の出荷準備と、一連の作業が終わり帰宅するのが8時前後と、これを毎日休日返上で務めた結果がこれだ。悲しい。