銀賞

　「初夏？」　　　　　銀賞

「天空の風車～初夏の風を浴びて～」　桜井　ケイシ（笠間）



里見牧場（？）付近、早朝の風景です。
早朝、曇って太陽が出ない状況で、並みのアマチュアカメラならカメラを畳んで帰ってしまうところでしょう。
心を澄まして周りを観察すれば、こんな素敵な瞬間に出会うこともあるんです。
レンズの選択、フレーミングが素晴らしく、心が洗われるような作品になりました。

銅賞

　「初夏？」　　　　　銅賞　

「花火に乗りたい」　　　野上　弘子（水戸）



どうやら夜のイベント会場のようで、花火の形をしたプロジェクションマッピングのような光が上から少女に当たっているようです。
浴衣姿ではにかみながらカメラにVサインする少女と歩道を歩くイベントに無関心なお姉さんとの対比が東京らしくてとても面白い。

４位

　「初夏？」　　　　４位

　「初夏の日陰で」　　　　　　田中　次男（笠間）



日陰になっているハスの蕾のテッペンでトンボが羽を休めています。
日差しは強そうですから、花の明るさから影のところは暗くなりそうですが露出の絶妙さでシャドウの部分が日陰なりにくっきりと表現されています。
結果として、花、蕾、葉、それぞれの色が明解です。
フレーミングも素晴らしい！

５位

　「初夏？」　　　　　５位

　「フラワーレーン」　　　　菅井　浩（笠間）



北海道撮影会・美瑛あたりでしょうか。
北海道といえばラヴェンダーですが、ここではそれはやめてラヴェンダー以外の様々な種類の花を見事に、まるで整列したように並んでいる美しさを超広角レンズでややデフォルメして捉えました。
見方によっては繰り返しの紋様の様にも見えて独特の美が感じられます。

６位

　「初夏？」　　　　６位

　「天空の遊び場」　　　　　山口　克治（笠間）



山口さん十八番の人物入り山岳写真（？）です。
自然の中に、人物や人工物を上手く配することで、ここに載せた小さな写真でも大きなスケールを感じさせます。
季節感も十分に表現されましたが、光の角度が変わると（時間が変わると）また違った表情になるのでしょう。