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⚠️ 電気自動車が普及しない理由 世界中のメーカーがEV化、独自の「ハイブリッド」開発したトヨタの慧眼 202204

2022-04-29 00:55:00 | 気になる モノ・コト

バフェットの次を行く投資術 電気自動車が普及しない理由 世界中のメーカーがEV化、独自の「ハイブリッド」開発したトヨタの慧眼
 ZakZak より 220429  


 前回「政治的なEV(電気自動車)化」に対して、控えめながらも反旗を翻していると述べたトヨタ自動車ももちろん、EV化・FCV(燃料電池車)化を推進していないわけではない。「100%EV化・FCV化」が問題だと述べているのである。

例えば、消防車や救急自動車などの緊急車両を考えてみよう。

 2018年9月6日午前3時7分の北海道胆振東部地震により、大規模停電(ブラックアウト)が発生した。順次復旧していったが、北海道電力が復旧宣言を行ったのは9月8日午後7時である。
 もし、この時に全ての緊急車両がEVであったらどうなっただろうか。FCVは水素を確保すれば走ることは可能だが、緊急車両のEV化は大変危険だと考えられる。
 逆にハイブリッド車であれば、エンジンを回すことによって緊急時の発電機にもなる。その他にも、ハイブリッド車には数々のメリットがある。

 世界中のメーカーがEV化で騒いでいるときに、独自の「ハイブリッド」を開発したトヨタの慧眼には恐れ入る。

 だが、ハイブリッド車はトヨタが圧倒的に強いため、この素晴らしい車が政治的思惑によって排除されようとしている。

 2020年の新車販売台数におけるEVのシェアが5割を超えるノルウェーでは、EVを優遇するだけではなく、ガソリン車に対する巨大なペナルティーが存在する。金銭的補助によって、EVの価格がむしろ割安になる場合もある。

 また、限定的な条件下ではあるが、EVがバス専用レーンを走れたり、高速料金やカーフェリーの利用料金、公共の駐車場の駐車料金も無料とされたりしてきた。そこまでしないと消費者はEVを選択しないのだ。

「消費者は何を求めているのか」というトヨタ目線で考えれば、EVの敗北、ハイブリッドの勝利は明らかである。 (人間経済科学研究所、国際投資アナリスト・大原浩) =敬称略

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