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東京マラソン参戦記 その5 ゴール後

2007年02月22日 | 東京マラソン

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Imag1623Imag1619 ゴールして、ビッグサイト内で着替え・・くにさん、bakaちゃんと連絡が取れ、続いてガーデン家ママさんも合流。bakaちゃん奥さんを待ちながら、みんなで今日のマラソンを振り返えりました。最終的に、くにさんと二人でビッグサイト外で「祝杯」・・・一週間ぶりのビールは、もちろん最高。昔なら、走りきって立ち上がることもできないくらいだったが、今回は余裕で帰路につくことができた。帰りがわからない僕を、くにさんが送ってくれました・・・サンキュー


東京マラソン参戦記その4 ゴール

2007年02月22日 | 東京マラソン

965d東京マラソンで一番走りたかった場所が、銀座4丁目交差点です。銀座のシンボル時計塔、銀座三越など、いつもはテレビでしか見たことのない場所です。応援の数は、間違いなく一番多くて、声援の大きさにとても感動しました。沿道の人にできる限り手を振って、できる限り笑顔で走りました。ですが、両足の大腿筋はもうすっかり悲鳴を上げていました。

1月の練習で、もっとも長い距離を走ったのが23キロ程度、月150キロも行ってませんから、当然といえば当然ですね・・・練習量は正直です。25キロ地点2時間33分41秒(5キロラップ31分19秒)。昼近くになり、ガス欠の感じもしてきたところでした。今回、エイドに何もなかったということが話題となりました。・・その通りです。私がエイドで口にできた食料はバナナ半分だけでした。予定では22、27、32、38km地点に食べ物エイドがあるはずでしたが、すべて終了していました。たまたま、携帯していたPowerBarのゼリーで空腹をしのいでいましたが、どうにも腹が空きます・・多分、そういったランナーの欲求に、応援の皆さんが気づき始めたのでしょう。25キロ過ぎあたりから、私設エイドの皆さんが現れ始めたのです。僕は最後まで、これにお世話になりました。最高だったのは、ホットコーヒーまでいただきました。東京の皆さんありがとう・・・

79db 28キロ手前に、雷門があります。未だ止まない雨の中、ご覧のように多くの皆さんが応援してくれていました。何とか引きずるように走りながら30キロ地点へ・・・この頃には、1キロ我慢して、立ち止まってストレッチをしないと、もう大腿筋は保たなくなっていました。3時間14分59秒、5キロラップはトイレに2回行ったこともあり、何と41分18秒・・・歩いてもこれより早いかも・・というラップです。再び、銀座の通りを通過して35キロまで向かうわけですが、1キロ我慢、ストレッチは相変わらずで・・・この頃になってくると当然ながら記録よりも完走できるかどうかが心配になってくるわけです。特に右足の大腿筋は重傷で、立ち止まると鋼鉄のように筋肉が突っ張るような感じでした・・・でも走れないわけです。歌舞伎座を過ぎて35キロへ3時間56分03秒、5キロラップは今回も41分04秒・・確かトイレには行ってませんので、おそらくストレッチの時間が長くなっていたものと思われます。フルマラソン走ったことがある人ならわかると思いますが、こうなってくると「何で今回参加しちゃったんだろう」とか「止めようかな」とかいろいろ悪魔のお誘いが多くなってきます。(笑)

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36キロ過ぎから、このコース最大の難所といわれていた、佃大橋をスタートとする3つの橋を渡ることになります。そのとおりですが、まぁ、足にきてしまっている自分にとっては、平坦であろうがアップダウンであろうが、あまり関係ない状況でした。写真のように応援も所々、誰もいない・・・という場所も出てきて、他力本願に翳りが見え始めます。ですが、ここを乗り切れば、まぁ、完走は見えてくるわけで、・・今度は、せめて5時間以内に入らないとやばいぞ~ということで、少し盛り返してくるわけです。40キロ通過、4時間34分29秒、5キロラップは、何と38分26秒と超遅いながら上げちゃいました。そして、恨みの雨もあがってきはじめて、ようやく「メトロ」さんのカッパを脱ぎ捨てたしだいです。実は、走行写真を業者が撮影しているんですが、このまま行くと「ナンバー不明ランナー」に集約されそうになる恐れもあったわけです。

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写真は残り1キロ地点のはずですね・・・もう、ここまで来ると辛さは無くなって、あと少しだといううれしさがこみ上げてきます。

そしてついに・・・久しぶりのフルマラソン完走と、ゴール地点での応援に、不覚にも熱いものがぐぐっと・・・来ましたね~。マジで。

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ゴールタイムは4時間51分07秒・・・ベストタイムからは1時間20分も遅いタイムながら、そんなことは、もうどうでもよくなっていました。今までのフルマラソンだと、ゴールしてすぐにこんな笑顔を出せなかったと思います。大雨でとても寒い悪条件の中のフルマラソンでしたが、これまでのフルマラソンとは、いろんな意味で異なっていました。・・・・その5 ゴール後 に続く