まさか、こんな天候になるとは本当に少しも考えていませんでした・・・昨日夕方に会場入りし、準備も終了・・夕食をとっているときにメンバーから「何か変わった！！」・・・その時には既に雨が降っていました。その予報も何とか午前中までは保ってくれそうだったので、ほとんどの人はゴール出来るかなと思っていたのが、思いっきり裏切られました。参加の皆さんにとっては、二年連続の雨天中止・・自然が相手とはいえ、このような日程設定を企画した身としまして本当に申し訳なく、何とも悲しくなってきます。北海道や千葉、埼玉、大阪等々本当に遠くから一年に一度の長距離スケートを楽しむためにおみえになったのに、残念でなりません・・・・１０時過ぎ、雷さえなければ続けていられたと思います。７時過ぎにスタートし、１５０キロクラスで距離の多い選手は７０キロを超えていましたから悪条件の中でも順調でした。様々な試合に出場している風巻さんをして「ここまでの状態では滑ったことがない」と言わせるほどの豪雨が待っていたわけです。
左下の駐車場をご覧下さい・・・足首の上まで冠水しています。隣のテントは本田エイドなんですが、ここまで来るとエイドにたどり着くこともできません。
１５０キロの部は、５０キロごとに義務休憩（ピットイン）を５分義務づけました。最初のピットイン時の状況です。写真はウルトラ常連のお二人ですが、スタート前誰もが「まさか開催しないよね・・」の時にウオーミングアップしていたのもこの二人でした（笑）
コースとしては、雨の中で、冠水している部分もあり大変だったようですが、案外楽だった・・という声もありました。走るマラソンでもそうですが、雨が降っている方が喉もやられず、呼吸もしやすいことからだと思います。
中止を決定し、少し小止みになったときの駐車場の状況です。みなさん裸足で移動してました。台風の時にはほとんど降らないで、何で今日降るんですか・・
大会終了後スタッフが後かたづけしている横で黙々と滑っているお二人がいました。千葉から参加の藤原さん夫妻です。昨年はお一人でしたが今年はご主人と一緒に参加して頂けました。・・・・そして４２．１９５キロ完滑です。カメラに雨が入ってしまい曇ってしまってすいません。でも最高の笑顔でした。競技ではないウルトラスケートの魅力はここにあります。誰もが、それぞれの思いで滑ることができるウルトラスケート・・・・用意した完走メダルは「気持ちは完走記念メダル」として皆さんにお配りさせて頂きました。このメダルを見ると「あんなすごい雨の中、大会があったんだ」と思い出していただけると思います。
今日はかなり凹みまして来年のことを考えることができません・・・ですが、１５０は卒業したいと思います。ウルトラ１６０・・・実現したいです。
参加していただきました皆さん、応援の皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、そしてＧＩＡスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
