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FC岐阜 サポーターズカンファレンス

2008年12月09日 | FC岐阜

先週開催されたサポカンの議事録などがアップされていますので、ご覧下さい。(担当者様、短期間でのとりまとめ大変お疲れ様でした。)

サポカン議事録-1- 今西社長(GM)報告

サポカン議事録-2- 質疑応答

サポカン議事録-3- メールでの意見編

FC岐阜の財政状況については「FC岐阜経営ピンチ」として各社で昨日報道されたところです。資本金が7000万円の状況で、累積欠損が3億円ですから、いわば破綻状態であり、Jリーグからの融資などで対応していくということになっています。こういった経営状況から、今回の大量解雇という事態になったということですが、この先も厳しい状態が待ち受けていると言えます。県内自治体からの出資(これまでに16自治体)を期待しているということもありましたが、岐阜県そのものを筆頭に、各自治体も財政破綻状態(一部を除く)であり過度な期待は禁物であるといえます。基本的にホームのみの入場者売上がチームの入場料収入になるわけですが、今年3700人平均を大幅に伸ばすことは、この経済情勢から見て簡単ではないと思われますし、戦力ダウンからホーム今年3勝しかできなかったチームに、こちらも過度な期待をすることはできず、本来「勝つこと」で集客を図ることについても、大きな壁がありそうです。来期はユニフォームスポンサーが付かないことを全体にシミュレーションがなされているようですが、料金の相場はJ2の小さなクラブで総額3000万円~1億円(J1で最高10億円程度)のようであり、こちらもこの経済情勢から行くと相当困難であると考えられるし、仮に付いたとしても他の見込みの「ずれ」から消えてしまう金額になってしまうかもしれません。

厳しい状況については、素人がどうこう言うまでもなく経営陣もサポーターもわかっていることですが、暗い話ばかりしていても、前には進みません。カンファレンス議事録にもあるようにサポーター「一人一人ができること」を実践していかなければなりません。・・例えば私自身の近いところでは、「シーズンチケットを購入する。」、「仕事関係での広報、後援会入会案内」・・・みんながやれば、大きな力となります。

ちょうどテレビ(泣ける唄)でヴィッセル神戸の応援歌(神戸讃歌)が紹介されていましたが、そんな歌を唄ってみたいです。

GMのお話の中に「スポーツ経営は、勝つか・面白いサッカーをするしかない。」という発言がありましたが、ここの部分は本当に頑張ってもらわなければなりません。今度の入団選手については、今年大活躍した「カズノリ選手と同等のレベルの選手である」とのことであり、「4年後にはJ1へ」というGMの言葉を信じます。

来期の選手の平均年俸を350万円という話しもありましたが、この件については明日以降に書きたいと思います。

サポカン質疑の議事録の中に「チーム名の変更」について記載されていますが、これは私が質問した内容になります。オール岐阜のチームとして活動しているわけですが、特に飛騨地方ではFC岐阜の存在は薄い状態です。この原因の一つとしてチーム名の「岐阜」がどうしてもホームスタジアムがある岐阜市をイメージしてしまうことにあることは、想像に難くないところです。GMからも「名称変更の話は考えられる話し」「世界を目指すがカタカナにこだわることもない」というお話をいただきましたが、チーム名変更をすれば、そのこと自体とてもお金のかかる話しではありますが、それくらいの荒治療も必要なのかもしれません。私自身は「FC岐阜」の名称は愛着もあるのですが、岐阜県民全体のチームということを「名は体を表す」でわかりやすくする必要があると思っています。