今年の長良川カップ。協会では大会の継続に向けて全国の皆さんに呼びかけました。
その結果です。
ロードレース(コスチューム除く)
2009年207名、2010年203名 (△4名)
インラインクロス
2009年115名、2010年153名 (+38名)
インラインホッケー
2009年54チーム・208名、2010年52チーム名224名 (+16名)
合計
2009年530名、2010年580名(+50名)
最終確定ではありませんが、こういった参加者数となりました。
全国の皆さんのご理解とご協力に感謝致します。
ロードレースの分析です。女子ジュニアが△9名と大きく参加者数を落としています。小学生から中学生になったとしますと、本来ならジュニアハイ女子が増加すべきですが、現実は 2009年も今年も参加者数はわずか3名・・・・インターハイや国体種目でないことから、どうしても中学生になると競技から離れてしまう・・・・この現実は、今年もそうでした。アジア大会やオリンピックへの参加を考えたときに、近い将来に何とかならないとまずいでしょう。それはさておき、そのほかのクラスでは男子シニアと、エキスパートがそれぞれ+5ということで、大変ありがたいことです。以前の全体人数と比較すれば、大きく参加者数を落としていますが、関東方面の大会が増加し「長良川カップ」オンリーということではなくなっている状況から、それでも200名を超えるロードスケーターに集まって頂いたことは、本当に素晴らしいことだと思います。
インラインクロスについては、スキー系の学生がチームで参加して頂いたことが大きく増加した要因となっているようです。
来年の長良川カップについては、現段階で開催が決定していません。決して参加者数だけをもって開催が継続するかどうかということではないと思いますが、少なくとも今年増加したということは、来年に向けて前進したのではないかと思っています。
この大会は、岐阜市から多額の予算だけでなく運営のほとんどを岐阜市職員の皆さんに担っていただいています。ここの部分がもっとも大きな課題で、本来は競技団体である岐阜県インラインスケート協会が担わなければならないのですが、いつも申し上げているとおり、協会もスタッフがほとんどいない状況であり、今すぐには解決できません。
引き続き、全国のスケーターそして地元のスケーターの皆さんのご協力をお願いします。 まだまだ未熟なインラインスケート界。スケーター1人1人の気持ちと行動がなければ、育っていかないと思います。