先日のサポカンなどで、GMが平均年俸を350万円に押さえるという話がありました。
Jリーグの最低年俸がC契約で基本報酬480万円以下で変動報酬が出場プレミアムとして一試合5万円以下となっている(週間サッカーダイジェスト5月13日号)ことから考えると、平均が350万円ですから、新人君は相当低い金額になっているということが容易に想像出来ます。
プロとしてJ1出場450分、J2出場900分、JFL出場1350分をクリアすればプロAまたはB契約が締結でき、A契約でようやく最低480万円が確保されるようですから、プロ野球に比較すると相当厳しい状況です。(A契約初締結時は700万円以下)
A契約の2年目の相場が1000万円~1200万円、五輪世代で1500万円~2500万円となっていますが、選手として動ける年齢や限定される試合数などから、プロとして満足な報酬を得られるのは、ほんの一握りの選手のみで、J2あたり、特に岐阜では、ほとんどの選手が低い年俸で頑張っていることでしょう。
選手のモチベーションは、もちろん金額なんでしょうけど、金額と言うよりもプレーの質の向上とか、J1とか日本代表の名誉とか、そんなところになるんでしょうか。・・・・
今年入る大卒新人君達はプロですから、サポとして厳しい目も必要ですが、懐具合も厳しいということを片隅に覚えておくことも必要かと・・・・
今日、Jリーグからの5000万円融資決定が報道されていましたね。厳しい状況です。
新人君には、お金のこともありますが、確かに社会人としても、しっかりとしたプロになってもらいたいです。落合さんの言葉は、そのとおりですね。