私は、ここ数年で千冊を超える本を読んだ。大半が図書館で借りた本である。
借りる前に、書評サイト等にて、文献的価値がありそうなものを中心に読んだ。
結果の内訳は、大半が一読、熟読した本は三百冊くらいはある。最近は、読むべき価値がなさそうなものは敢えて深追いせず、斜め読みで済ますようにしている。
ただ、これはと思う本は、本を返却したのち、購入するようにしている。
また、読んだ本は一冊一冊書評をつけるようにしている。書評は、一見面倒くさい手続きに思えるが、書評を書いたことで、その本の記憶は、かなり鮮明に後々残ることがわかった。
どうしても情報保存したい箇所を見つけたときは、パソコンに打ち込むか、スキャナーでPDFファイルで保存するようにした。
読書という作業とは別に、書評作成、パソコン入力、スキャナでの文書保存を同時並行的に実行したので、読んだ分野のことには、めっぽう詳しくなった。
読み始めた頃を振り返ってみて、有難かった本は、次に読むべき本を示してくれた本、参考文献リストがきちんと書いてある本だった。特に、渡部昇一が書いた本はその傾向が強かった。
良質な読書だったかどうか、まだ判断は下しかねるが、素晴らしい先人の書の導きがなければ、ここまで読書が続いたとは思えない。
老眼鏡がなければ、読書を続けることは難しく、かつ目が疲れやすい昨今ではあるが、なんとか、良き習慣を維持したいものだと思っている。
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