近所で解体工事が本格化した。解体工事物件は住居部分と倉庫部分。
解体作業は、大型重機1台、作業員若干名で実施。不思議なのは、作業責任者と思われる人が見当たらないことである。重機運転手が作業する毎に、ドスンドスンと地響きが続き、土ぼこりが舞う。敷地に面した道路は小学生が通学する。
おまけに、大型重機1台のみで作業員不在時に、解体作業が続行され、重機が切り刻んだ鋼板が風で飛び、敷地外に飛散しそうに見えた。
そこでたまらず、私は解体業者に電話、作業の一時中止を要請した。解体業者は重機運転手に周辺状況を連絡。重機運転手は、とりあえず鋼板が飛散しない措置を行った。
しかし、工事実態的には、作業責任者不在、飛散防止柵なし、土ぼこり対策なしである。
状況を自治会役員に伝えると、自治会役員は、発注者が地主の場合は介入しないと発言した。
本解体工事は、当該敷地の建設工事に先立つ解体工事である。
敷地を更地にして、更地とした後に、別用途の建設工事が予定されている。土地は地主が更地にした後に、建設工事発注者に賃貸することになっている。
実は、建設工事は建築基準法によって規制・監督されている。が、解体工事は、騒音、振動、粉塵、リサイクルくらいの規制しかない。最もひどいのは地響きである。
解体業者の対応は酷いとは思うが、地主が発注者とわかった途端掌を返したように手を引く自治会役員の存在を放置していいものであろうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます