閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

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嘘だらけの日米近現代史

2013年01月18日 | 書評 歴史
嘘だらけの日米近現代史/倉山満/扶桑社新書/2012

憲政史研究者による米国に関する歴史書
米国の歴史が実は嘘と捏造の集積であり、それを米国人が変だと思わないことが不思議に思えてならない。

歴史的事実を関連づけて解説し、シナリオ化する手法は、素晴らしいし、この本によって発見があったのも事実であるが、この本には不満が一つある。
少なくとも史学者を自負するのであれば、巻末に年表ではなく、参考文献リストを載せ脚注から参照できるようにすべきだったと思う。

とりあえずのおすすめは、第一章の「捏造だらけのアメリカ建国神話」である。米国の見方が変わるほどのことが書かれているのは確かである。

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