閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

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ルーズベルトの責任 日米戦争はなぜ始まったか (上)

2013年01月16日 | 書評 歴史
ルーズベルトの責任 日米戦争はなぜ始まったか (上)/チャールズ・A・ビーアド著/開米潤監訳/藤原書店/2011



ルーズベルトの戦争責任を最初に指摘した、アメリカ人、チャールズ・A・ビーアドによる本。
本書は日本での翻訳が禁止されていたとされる本。
歴史史料として、資料価値ある本である。

概要、出版の経緯は下記サイトにて参照いただきたい。

2012年5月13日日曜日ルーズベルトの責任 日米戦争はなぜ始まったか  Charles A. Beard  2012.5.4.
http://hiroomikes20120501.blogspot.jp/2012/05/charles-beard201254.html

日本を巧妙に対米戦争へ…「幻の禁書」邦訳で日の目
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111208/amr11120807480001-n1.htm
2011.12.8 07:46

今月25日に全訳刊行(上巻)される「ルーズベルトの責任-日米戦争はなぜ始まったか」(藤原書店、下巻は来年1月刊行)には、ルーズベルト米大統領が、巧妙な策略によって日本を対米戦争へと追い込んでいった過程が、米側公文書などによって、浮き彫りにされている。

著者は、米政治学会会長や歴史協会会長などを務めた第一人者、チャールズ・A・ビーアド元コロンビア大教授(1874~1948年)。順次解禁された米側の外交公文書や連邦議会議事録など膨大な資料を詳細に調査・分析し、1948年4月に米国内で発刊されたものの、政府側の圧力などによって激しい不買運動が起き、事実上の禁書扱いとなってしまった「幻の名著」だ。いわゆる「ルーズベルト陰謀説」が終戦直後に、米側公文書などによって裏づけられていた意味は大きい。

48年当時の日本は占領下にあり、刊行するすべもなかったが、今回、同書店が5年がかりで発刊にこぎつけた。藤原良雄社長は、「米国を代表する歴史家であるビーアドにとって、国民を欺く(ルーズベルト大統領の)行為は憲法違反という思いが強かったようだ」と話している。(喜多由浩)

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