ヒトラーを支持したドイツ国民/ロバート・ジェラテリー著/根岸隆夫/みすず書房/2008
ナチスヒトラーを支持した国民が、捕虜とした人々を軍需工場などで強制労働させ、敗色が濃くなると、撤退と称して歩いてあるいは貨車で移動させ、歩けない人などを射殺、焼却したという、おぞましい話が何度も出てくるおぞましい歴史書。
ナチスは、降伏後のイタリア軍を捕虜として強制労働させたという記述まである。
一方で、日本は道義国家、日本軍は武士道精神溢れた世界に稀に見る軍隊とされている。
日本軍を正当化するなら、なぜこんな国と軍事同盟するに至ったのか、理解に苦しむ。
歴史の真実から目を背けるべきではないが、この本は、ドイツ人はヒトラーを支持し、ヒトラーと一体となって戦争を戦い、戦後は沈黙した、ことを示唆している。
また、ドイツの名だたる大企業は強制労働を得て莫大を利潤を上げたそうだ。
今日、ドイツのメルケル首相は、移民受け入れに積極的とされるが、移民労働者を大企業の工場で奴隷労働させる意図でそう発言しているのではないかと、この本を読んで気がついた次第である。
ナチスヒトラーを支持した国民が、捕虜とした人々を軍需工場などで強制労働させ、敗色が濃くなると、撤退と称して歩いてあるいは貨車で移動させ、歩けない人などを射殺、焼却したという、おぞましい話が何度も出てくるおぞましい歴史書。
ナチスは、降伏後のイタリア軍を捕虜として強制労働させたという記述まである。
一方で、日本は道義国家、日本軍は武士道精神溢れた世界に稀に見る軍隊とされている。
日本軍を正当化するなら、なぜこんな国と軍事同盟するに至ったのか、理解に苦しむ。
歴史の真実から目を背けるべきではないが、この本は、ドイツ人はヒトラーを支持し、ヒトラーと一体となって戦争を戦い、戦後は沈黙した、ことを示唆している。
また、ドイツの名だたる大企業は強制労働を得て莫大を利潤を上げたそうだ。
今日、ドイツのメルケル首相は、移民受け入れに積極的とされるが、移民労働者を大企業の工場で奴隷労働させる意図でそう発言しているのではないかと、この本を読んで気がついた次第である。
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