閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

油断ならない日本人たち

2010年12月06日 | 日本人
油断ならない日本人たち

次の4件のケースからバレなければ何をやってもいい、法に違反していなければどんなことをやってもいい、相手の隙をみつけてどんな些細なことでも裁判で得をできればいい魂胆が見え隠れする。

特に、有名人が係わる卑劣な行為については、言語同断である。
一般人に訴訟を提起した団体のケースについては、このタレントの油断ならない一面を示していると思う。


①ヒッチハイクさせてくれた人の財布を盗み
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100817/crm1008172132038-n1.htm

ヒッチハイク中に財布盗む 窃盗容疑で専門学校生を逮捕 香川県警
2010.8.17 21:30

このニュースのトピックス:窃盗・ひったくり
 ヒッチハイクで乗せてくれた車から財布を盗んだとして、香川県警小豆署は17日、窃盗の疑いで、堺市北区長曽根町の専門学校生、長浜匡記容疑者(23)を逮捕した。

 逮捕容疑は17日午前10時半~午前11時ごろ、同県小豆島町で、同町の女性(59)の車に乗車中、後部座席から財布と現金4千円を盗んだとしている。

 小豆署によると、長浜容疑者は友人の男性(20)と旅行中で、同日朝、兵庫県姫路市から小豆島に到着。バスで島内の観光スポットに行き、女性の車をヒッチハイク。友人が助手席、長浜容疑者が後部座席に乗り込んだ。同町の草壁港で女性が2人を降ろしたあと、財布がないことに気付き届け出た。警察が港付近を捜索し、約2時間後に同容疑者を発見、緊急逮捕した。


②お駄賃をくれた店で盗み
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100910-OYT1T00385.htm?from=main3
子供の頃にお駄賃…金のありか分かる、と盗み
 栃木県警大田原署は9日、住所不定、無職礒隆紘容疑者(20)を窃盗の疑いで緊急逮捕した。
 発表によると、礒容疑者は8月21日午前11時25分頃、大田原市内の理容店で、店主の女性(75)が店の奥にいる間に店内に入り、施錠されてなかった店内の手提げ金庫の中から売上金1万4000円を盗んだ疑い。
 礒容疑者は調べに対し、「子どもの頃、客として行ってお駄賃をもらったことがあり、店のどこに金があるか覚えていた。生活費に困って盗んだ。申し訳ない事をした」と供述している。
 女性は事件当時、店を出て行く後ろ姿を目撃したが、礒容疑者だとは分からなかった。女性によると、礒容疑者は幼少期から高校生ぐらいまで店で髪を切っていたといい、「昔は髪を切りながら『お母さん孝行しなさいよ』と話しかけたら『うん』と言っていた。かわいがっていたのに残念」と話していた。
(2010年9月11日16時22分 読売新聞)


③寄付金の流用を指摘した一般人に損害賠償訴訟を起こした団体
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100910-OYT1T00385.htm?from=main3

一般人を相手にした"恫喝"?  日本ユニセフ協会批判サイトが訴えられた!

「名古屋ケーキバイキング・アラモード」より
 国連の国際連合児童基金(ユニセフ)と協力協定を結び、日本において寄付募集、広報・啓蒙活動を行う財団法人「日本ユニセフ協会」(以下協会)。なにかとお騒がせな歌手のアグネス・チャン氏が協会大使を務めており、「児童ポルノ」への取り組みに熱心で、主に日本国内で流通するマンガやアニメなどを「準児童ポルノ」と名付け、所持を含めた児童ポルノ禁止法の改定を求めていることでも注目されている。
 また、毎年百億円を超える寄付金を集めながら、その2割以上が必要経費に回されていることなどでも非難されることの多い組織である。
 その協会が、個人ブロガーが運営する批判サイトに対し記事の削除と損害賠償を求める訴訟を起こし、話題になっている。
 思いもよらず被告人になってしまったのは、名古屋のケーキバイキングを網羅した情報サイト「名古屋ケーキバイキング・アラモード(http://my.reset.jp/~yuhto-ishikawa/viking/)」を運営するアラモード北原氏。氏のサイトは、甘味の食べ放題情報と店舗評価を掲載しており、Googleで「名古屋 ケーキバイキング」と検索するとトップに表示される同地の甘党が重宝する人気グルメサイトだ。訴訟のきっかけになったのは、サイト内の「日本ユニセフ協会 及びTAP PROJECTには応じないで下さい」というページ。以前よりマンガやアニメの規制を呼びかけたり、寄付金の中の経費の多さなどに疑問を持っていた氏が、批判ページを作成したのは次のような経緯からだ。
「協会が主催するTAP PROJECTは、レストランの水一杯につき100円の寄付を求めて発展途上国の貧しい村に給水ポンプを設けるというもの。しかし、先進国の団体が井戸や給水ポンプを作ってその村や周辺が発展・向上したケースは数十年間聞いたことがなく、それどころか設置即日で井戸が壊されて部品が売り払われるのが貧困国の実態だと思います。日本ユニセフはその現実を知らぬふりをして募金をつのり続けているんです。これに、自分が通っている店のいくつかが協賛していました。そこで、各々の店に抗議のメールを送信し、その顛末をサイトで公開したのです」

 北原氏の送ったメールは、協賛する店舗に「ユニセフの本家本元である国連ユニセフ(大使は黒柳徹子さん)と、それを勝手にまねた日本ユニセフ協会(大使アグネスチャン)は全く無関係の別団体であること」「寄付金の4分の1もの額を、いわゆる"ピンハネ"していること」「どこからか入手した顧客名簿を使ってダイレクトメールを各々家庭の自宅に送りつけていること」などを知っているのかと問いただし、募金ビジネス活動への尻馬に乗り続けるのか返答を求めたもの。「怪文書とならないように、きちんと自分の住所氏名を記載しメールで送付した」と氏は話す。これに対し8月、協会は東京地裁にページの削除と100万円の損害賠償を求めてきたのである。

 北原氏にも弱い部分はある。メールに記した協会の問題点は、ほぼネット上で収集した情報をもとにしているからだ。「ネットの情報を鵜呑みにする危険性も承知していますが、ネット配信にもし間違いがあれば、たくさんの訂正や否定の声が同じくネット上で巻き起こり、真実性への整合が自然にとられてゆく」と氏は話すが、「裏付け」の足りない情報であることは確かだ。

 しかし、根拠の脆弱な情報だけで協会を、非難するサイトやブログは山のように存在する。協会大使のアグネス・チャン氏を「反日シナ人」とするような差別的なものも目立つ。

 そうした中で、北原氏がピンポイントで訴えられた理由を、氏は「名古屋のケーキバイキングを扱うサイトでは検索順位の上位にランクされ、訪問者も多いからではないか」と分析している。協会が批判を多くの人が目する可能性からターゲットにしたとすれば、大いに問題である。

 また、協会は訴訟の前にプロバイダに対して氏のブログの送信防止措置を要求したり、警告書の送付(北原氏が受け取り拒否したため詳細不明)を行っていたが、このうちプロバイダへの要求は「法や利用規約に違反しているとは判断できず、協会の主張・依頼にも根拠がない」と、拒否されたことも明らかになっている。北原氏の情報がネットから得た不明瞭な部分のあるもので「詐欺団体」「ピンハネ」等の言葉が過激だとしても、協会側の主張もまったく正当とはいえないのだ。


④死者に責任を押し付ける被告の手口
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100914/trl1009141130004-n1.htm
【押尾被告 裁判員求刑(1)】「死人に口なしと、死者に責任なすりつける」被告の“身勝手”を断罪する検察
2010.9.14 11:29
麻薬取締法違反の罪で逮捕され、保釈された押尾学被告=平成21年8月31日(松本健吾撮影) (10:2~10:15)

途中省略

 裁判長「それでは開廷します。論告と最終弁論でいいですね。それではどうぞ」
 《10時2分、山口裁判長が開廷を告げた。裁判所事務員によって論告の資料が裁判員らに配られるが、傍聴席からは見えない。男性検察官がゆっくりした口調で話し始めた》
 検察官「それではこの事件に関する検察側の意見を述べます。いずれも証拠により、証明十分に立証されています。以下、意見を述べます」

途中省略
 《検察官は、さらに田中さんに服用させたMDMAを押尾被告に譲り渡したとして実刑が確定した泉田勇介受刑者(32)に昨年7月30日に依頼し、同31日に入手した点に言及。続いて事件当日に2人が服用したのは「田中さんが用意したMDMAだった」との弁護側の主張に反論を加えていく》

 検察官「弁護側は、田中さんもMDMAを手に入れることができた。当日飲んだのは粉末だった。『すぐいる?』というやり取りは男女間の言葉遊びだったと主張しますが、いずれも論理のすり替えにすぎません」

「まさに死人に口なしと、死人に責任をなすりつけるものです」

 《検察官は語気を強めた。押尾被告はまっすぐ裁判官の側を見据え、微動だにしない。裁判員らはいずれも資料に目を落とし、うつむいたままだ》
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