大リーグのロイヤルズの野茂投手が引退しました・・。
野球が好きじゃない人でも、野茂投手の名前は誰でも知っているでしょうが、野球が好きな人でも現在の野茂投手がどこのチームに所属しているか、知っている人は少ないでしょうね・・。w
ってことは正直言って、もう過去の人なんですよね・・。
日米合わせて通産201勝ですから、歴史に名を残す大投手だったワケで、本当にご苦労様でしたと言いたいですね・・。
どうしても“ドジャーズの野茂”の印象が強いんですが、彼は結構アッチコッチへトレードされているんですよね・・!
近鉄バッファローズ(1990~1994)
ロサンジェルス・ドジャーズ(1995~1998)
ニューヨーク・メッツ(1998)
ミルウォーキー・ブルワーズ(1999)
デトロイト・タイガース(2000)
ボストン・レッドソックス(2001)
ロサンジェルス・ドジャーズ(2002~2004)
タンパベイ・デビルレイズ(2005)
マイナー契約(2005~2007)・・・ヤンキース、ホワイトソックス
カンザスシティ・ロイヤルズ(2008)
何でだろう・・?
あまり監督やコーチと上手く行かない性格なんでしょうか・・?
常に寡黙で、何故か哀愁を漂わせている印象でしたが・・。
ところで、彼の功罪について考えて見ました・・。
日本人として史上2人目の大リーガーになり、それも2005年までの11年間で123勝を上げているのですから、日本の野球を米国に認めさせたパイオニアとしての功績は素晴らしいですよね・・。
ノーヒットノーランを2度も達成し、ドクターKとしてトルネード旋風をアメリカ中に巻き起こした活躍は、日本人の誇りでございます・・。
がしかし、野茂選手は功績だけじゃないのでは・・?
現在の日本のプロ野球の人気の衰退の切欠が、野茂投手の大リーグ挑戦だったのではないでしょうか・・?
日本の超一流といわれる人気の高い優秀な選手たちが、こぞって大リーグへ流出してしまい、日本のプロ野球離れを起したんじゃないかとも言われています・・。
その魁が、野茂投手なんですよね・・。
たった一人で大リーグに乗り込み、実力だけで今の地位を築いた大リーグの開拓者でもある野茂投手なんですが、結果的には日本のプロ野球を駄目にしたのかも知れません・・?
野球の実力レベルは、もう大リーガーも日本のプロ野球選手も、超一流選手はさほど遜色ないと分かって来ましたよね・・?
パワーではダイリーガーには敵わないけど・・。w
決して彼の行動を批判するつもりじゃないのですが、これほどまでに日本のプロ野球人気が衰退してしまった一因として、大リーグへの選手の流出が大きいと思っています・・。
イチローや松井、松坂らの活躍は、日本のプロ野球の試合で見たかったのはワタクシ1人じゃないはず・・。
ちょっと愚痴っぽくなりましたが、野茂投手の活躍には、本当に長い間ご苦労様でしたと言いたいけど・・。