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巷で人気上昇中の切腹最中・製造元 新正堂(東京・新橋)

2016年09月17日 | 日記

 

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お詫びの手土産としても話題となっている「切腹最中」
一部引用

「119人中118人に反対されても『切腹最中』を商品化したのは、どうしても伝えたいことがあったから」。
新橋老舗和菓子店「新正堂」ご主人にインタビュー
それでも商品化したのは、浅野内匠頭が切腹した場所はここだということを伝えたかったから
 
――ほとんどの方に反対されても販売されたんですね。
 
渡辺: はい。もちろん118人に反対されているので、私もだんだん自信がなくなってきて……包材には極力お金をかけないよう最初は子供の習字紙を切って最中に巻き、浪士の鉢巻に見立てました。お金をかけたくなくてしたことが、今ではいちばん手間のかかる包装(手作業でしかできないため)となってしまったのですが(笑)。本来、最中は口を閉じているものなのに開いているわ、名前はひどいわで、「老舗の和菓子屋がなぜそんな商品を販売するのか」と散々に言われました。それでも販売したのは、浅野内匠頭が切腹した場所だということをサラリーマンのみなさんに伝えたかったからです。
 
 
――どれだけ反対されても伝えたい思いがあったから商品化に踏み切ったのですね。最初から今のように売れていたのですか?
 
渡辺: 最初はまったく売れなくて「なんでこんな名前なの、縁起でもない」「せめてこの帯はとりなよ」、いろいろ言われましたね。
そんななか、15年ほど前にある証券会社の支店長が、「お客様に勧めた株が大暴落してしまい、
お詫びに行くのだがよい手土産はないか」と当店に来られました。冗談で「『切腹最中』を差し出し、詰め腹を切ってきました」といえば許してもらえるのでは?と言ったら本当に購入されたんですよ。もちろん止めたのですが、1週間後にまた来て「笑って許してくれたよ」と教えてくださいました。「切腹最中」にそんな使い方があるとは驚きましたね。
 
証券会社の支店長が集まる会でもこの話しをされたようで、ある日突然、日本経済新聞から取材の依頼がありました。
私は、忠臣蔵の話を延々と語りましたが、新聞に載ったのは、「兜町で大人気、お詫びの品に切腹最中」
忠臣蔵の話はどこにもありませんでした(笑)。でも、ここでお詫びのお菓子として「切腹最中」を掲載していただいたおかげで、フリーペーパー『R25』の「お詫びの品」の1位も選ばれ、その後、ANAやJAL、全国の百貨店からも声をかけていただくようになりました。こんなに小さい会社なのに「うちにおいてくれませんか」と来てくださって、本当にありがたいです。