「ベント」というのは芝居だ。
1979年ころにロンドンのウエストエンドで初演され
評判になり、ブロードウェイでも上演された。
その時、たっての希望でリチャード・ギアが主役を
演じたという。
その戯曲がまもなく日本で翻訳され出版、
私はそれを買い、読んだ。
ナチス強制収容所内での人間の尊厳の物語。
同性愛者は、劣等人種として粛清の対象だった。
1981年出版、その初版を買った。
現在は絶版で、中古本が高値になっている。
それで、画像はお借りしました。すみません。
多分、号泣していたと思う。
こんな愛のかたちがあったのか、
こんな極限の場においても愛は生まれるのか、
という衝撃に言葉を失った。
どんな過酷な境遇に置かれても、
人は人を愛することをやめることは出来ない。
どんな状況でも、人は、人を、愛さずにはいられない、
人とはそういう生き物なのか。
それが人の尊厳なのか。
感動…なんて生易しい感情ではなかった、
魂の奥底をゆすぶられるような激しい何かを感じ、
忘れることの出来ない一冊であった。
まるで舞台が目の前に浮かぶような翻訳だった。
その懐かしい「ベント」が、佐々木蔵之介の主演で
京都で上演されるという。
全国の巡回公演で、東京から始まり、全国で上演される。
http://www.parco-play.com/web/program/bent2016/
その中に京都もある。
http://www.kyoto-gekijo.com/
お借りしました。すみません。
佐々木蔵之介は京都出身で、私の好きな俳優の一人だ。
彼は時々京都の小さな劇場にもやって来て、
京都で劇を演じてくれる。
京都を忘れてくれてない、それが嬉しい。
その彼があの「ベント」を…、
見たい、どうしても…、
なんとか…、
万難を排してでも見たい…
でも見たらきっと、号泣するだろう。
しつづけるかもしれない。
私の読んだ本は、青井陽治という人の、
素晴らしい翻訳だった。
高校生でも訳せるような、簡単な英語で書かれている、
ということだった。
今回は新しい翻訳だ。
どんな日本語になっているのだろう…
京都では2日間の公演、その2日目の夜には、
佐々木蔵之介は京都の映画館で公開の「参勤交代リターンズ」の
舞台挨拶に出る。
忙しいスケジュールだ。
京都で一泊だから、実家の佐々木酒造にお泊りするのかな?
などと余計なことを考える。
これは、演じるのにとてもエネルギーのいる芝居だ。
一回の舞台に、ものすごい消耗をするだろう。
それを昼夜、2回するという、
俳優ってのはすごいエネルギーのいる商売なんだなと思う。
おりしも、優性思想とやらによるむごい事件が起きた。
俺たちは生きている、人間だ、殺すことはできない…
この「ベント」の叫びが聞こえる。
COMMENT:
AUTHOR: よろ
DATE: 08/03/2016 17:59:34
初コメントにお返事ありがとうございます。
わたくし、ナマの羽生は2回のみ、大変苦労して観に行きました。
基本主様と同じく、お茶の間観戦、お仲間です♪
娘が重度知的障害で、在宅。
気軽なお出かけはNGなのです。
でも、心の自由は確保しているのでご安心を。
優性思想?粛清?
ウチの娘も劣等人種?
あら、おそろしいわ。
でも、娘を愛しているから、
差別があろうがなかろうが、満足しているの。
殺人鬼に出合わないよう気をつけながら
のうのうと幸せに生きていくつもり。
羽生さんへの愛も同じ。
羽生王国で内乱が起きていようとも、
理屈じゃないの、愛よ、愛。
また、たまにコメントさせてね。
一緒に彼を愛していきましょう♪
COMMENT:
AUTHOR: 伊佐子
DATE: 08/04/2016 10:37:36
よろ様、
そのようなご事情がおありでしたのですね、
だから、他人にも優しくしてあげられる
性格でいらっしゃるのでしょうね。
そして明るくて。
励まされます。
これほど愛されている娘さん、
お幸せですね。
またぜひ遊びに来てください。
人はそれぞれ、さまざまな事情を抱えているものです…
誰がすぐれていて劣っているというような
区別は出来ないと思います…
ベント、行って来ます。
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1979年ころにロンドンのウエストエンドで初演され
評判になり、ブロードウェイでも上演された。
その時、たっての希望でリチャード・ギアが主役を
演じたという。
その戯曲がまもなく日本で翻訳され出版、
私はそれを買い、読んだ。
ナチス強制収容所内での人間の尊厳の物語。
同性愛者は、劣等人種として粛清の対象だった。
1981年出版、その初版を買った。
現在は絶版で、中古本が高値になっている。
それで、画像はお借りしました。すみません。
多分、号泣していたと思う。
こんな愛のかたちがあったのか、
こんな極限の場においても愛は生まれるのか、
という衝撃に言葉を失った。
どんな過酷な境遇に置かれても、
人は人を愛することをやめることは出来ない。
どんな状況でも、人は、人を、愛さずにはいられない、
人とはそういう生き物なのか。
それが人の尊厳なのか。
感動…なんて生易しい感情ではなかった、
魂の奥底をゆすぶられるような激しい何かを感じ、
忘れることの出来ない一冊であった。
まるで舞台が目の前に浮かぶような翻訳だった。
その懐かしい「ベント」が、佐々木蔵之介の主演で
京都で上演されるという。
全国の巡回公演で、東京から始まり、全国で上演される。
http://www.parco-play.com/web/program/bent2016/
その中に京都もある。
http://www.kyoto-gekijo.com/
お借りしました。すみません。
佐々木蔵之介は京都出身で、私の好きな俳優の一人だ。
彼は時々京都の小さな劇場にもやって来て、
京都で劇を演じてくれる。
京都を忘れてくれてない、それが嬉しい。
その彼があの「ベント」を…、
見たい、どうしても…、
なんとか…、
万難を排してでも見たい…
でも見たらきっと、号泣するだろう。
しつづけるかもしれない。
私の読んだ本は、青井陽治という人の、
素晴らしい翻訳だった。
高校生でも訳せるような、簡単な英語で書かれている、
ということだった。
今回は新しい翻訳だ。
どんな日本語になっているのだろう…
京都では2日間の公演、その2日目の夜には、
佐々木蔵之介は京都の映画館で公開の「参勤交代リターンズ」の
舞台挨拶に出る。
忙しいスケジュールだ。
京都で一泊だから、実家の佐々木酒造にお泊りするのかな?
などと余計なことを考える。
これは、演じるのにとてもエネルギーのいる芝居だ。
一回の舞台に、ものすごい消耗をするだろう。
それを昼夜、2回するという、
俳優ってのはすごいエネルギーのいる商売なんだなと思う。
おりしも、優性思想とやらによるむごい事件が起きた。
俺たちは生きている、人間だ、殺すことはできない…
この「ベント」の叫びが聞こえる。
COMMENT:
AUTHOR: よろ
DATE: 08/03/2016 17:59:34
初コメントにお返事ありがとうございます。
わたくし、ナマの羽生は2回のみ、大変苦労して観に行きました。
基本主様と同じく、お茶の間観戦、お仲間です♪
娘が重度知的障害で、在宅。
気軽なお出かけはNGなのです。
でも、心の自由は確保しているのでご安心を。
優性思想?粛清?
ウチの娘も劣等人種?
あら、おそろしいわ。
でも、娘を愛しているから、
差別があろうがなかろうが、満足しているの。
殺人鬼に出合わないよう気をつけながら
のうのうと幸せに生きていくつもり。
羽生さんへの愛も同じ。
羽生王国で内乱が起きていようとも、
理屈じゃないの、愛よ、愛。
また、たまにコメントさせてね。
一緒に彼を愛していきましょう♪
COMMENT:
AUTHOR: 伊佐子
DATE: 08/04/2016 10:37:36
よろ様、
そのようなご事情がおありでしたのですね、
だから、他人にも優しくしてあげられる
性格でいらっしゃるのでしょうね。
そして明るくて。
励まされます。
これほど愛されている娘さん、
お幸せですね。
またぜひ遊びに来てください。
人はそれぞれ、さまざまな事情を抱えているものです…
誰がすぐれていて劣っているというような
区別は出来ないと思います…
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