伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

ルール改正・FSマガジン

2022年06月10日 | フィギュアあれこれ
先日からISU総会が開かれ、
またフィギュアスケートのルール改正が行われ、物議を醸している。

こんなに頻繁にルール改正をしていれば批判が起こるのも当たり前、
今回は特に改悪と言われていて…スケオタから猛批判されてるが。。


フィギュアスケートの表現面を評価するPCS(演技構成点)が
今までの5項目から3項目に減らされた。


<PCS5項目>

スケーティングスキル(SS:スケーティング技術)、
トランジション(TR:要素のつなぎ)
パフォーマンス(PE:動作/身のこなし)
コンポジション(CO:振り付け/構成)
インタープリテーション(IN:曲の解釈)



このうちトランジションとインタープリテーションがなくなり、
プレゼンテーションという項目に統一された。



スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20220609-OHT1T51151.html?page=1
フィギュアスケートの演技構成点 
「つなぎ」と「曲の解釈」消える…項目は5から3に、係数は引き上げへ


新採点方式になってから馴染んで来た演技構成点の大改正。

「評価基準の重複を回避して簡素化するため」との理由だというけれど。





ただ、これまでも技術面(TES)でノーミスすれば、
PCSも自動的に上がってゆくという不可解な傾向があった。


そこは技術点と演技構成点とにわざわざ分けているのだから、
技術点にPCSが引っ張られるのはおかしいだろ!と
何度も思ったし。



アメリカ選手が高難度ジャンプを成功させさえすれば、
PCS項目のパフォーマンスやインタープリテーションも高得点をもらっていた。

どこに9点台後半をもらえるような演技をしていたのか?
と思うような演技にもびっくりするようなPCSが出ていた。




要するにいくらルールをいじっても運営する側、
審判が正確な採点を心掛けなければ意味がない。


PCS項目を増やそうが減らそうが、
正しいルール運用をしなければ何にもならない。

審判がきちんと公正にジャッジすることが先決だと思うのだが。
今のジャッジが公正なルール運用をしているとでも?


羽生結弦が現役を続行するかどうかはまだ分からないが、
彼は彼の信じるスケートをすればいいだけだと思う。

大きなミスさえしなければ、PCSが3項目でも大きく加点をもらえるはず。


が…
スケーティングスキル(SS)の項目に
ディープエッジ、片足滑走、多方向スケートが消されたと。


これではスキルの何を評価するのか…
ジャンプだけ飛んでいればいいとか?
これには呆れた…



さてフィギュアスケートマガジンが発売されたので買って来た。



フィギュアスケートマガジン2021-2022(vol.6)
 シーズンハイライト (B・B・MOOK)
1,390円
2022年06月10日頃




なんと、
ファンタジー・オン・アイス幕張の写真がもうたっぷり掲載されていた。


相変わらず熱血な作りのマガジンなので、
楽しいアイスショーの記事でも重々しさが見え隠れしているけれど、
写真はとても楽し気な羽生結弦選手が沢山載っていて、
まとまったFaOIの写真が雑誌に載るのは初めてでは?


まだ全部は読んでいないが、
羽生選手以外のFaOI出演スケーターの写真のチョイスも良かった。


今回も見ごたえ読み応えたっぷりで、




そして半分くらいは北京オリンピックでの羽生選手のプレイバックだった。


今さら北京五輪?と思うのは早計で、
マガジンのカメラマン毛受亮介、
そのほか能登直、榎本麻美、そして長瀬友哉(キシモト)
などのカメラマンが捉えた北京五輪での羽生選手の緊迫した写真が
沢山掲載されているのが生々しいドキュメントになっている。

とくに練習風景の写真(のアップ)が多くて
羽生選手のその時の内面までも写し取っているかのよう。




読み物ではまずスポーツ報知のカメラマン矢口亨と
マガジンのカメラマン毛受亮介の二人に取材した記事を真っ先に読んだ。


北京五輪でのSP、最初のジャンプが抜けた瞬間、
矢口さんはあっ、と言ったと。

応援している感覚だったので冷静でいられなかったとも。


矢口さんは羽生選手のファンというのと違うとは思うが、
羽生選手を写真に撮るのがとてもうれしいみたいで、
北京五輪は今までの五輪の中で一番楽しかった、と。

羽生選手をこれほど長い間見ていられる機会はなかったから、とか。

羽生選手がフィギュアスケートという手段で、
僕らは写真という手段を通して互いにコミュニケーションをとれた気がする。



など、羽生選手の写真を撮ることが矢口さんにとって、
またとない体験だということが分かる。

ファンタジー・オン・アイスにも駆けつけていて、
羽生選手が楽しそうにしていると僕も楽しくなるんです、と、
羽生選手への思い入れをたっぷり語っていた。

矢口さんの写真集が出るらしいので、それが楽しみ。


北京五輪で、羽生選手が競技が終わった後、
2月18日に練習で滑った9曲は、カメラマンや報道陣が沸き立ったことが、
今回のマガジンの記事で改めて手に取るように分かった。
彼らにとっていかに特別な時間だったかということがよく理解できた。


あの「9曲」は羽生選手が報道陣に向けて滑ったのかもしれない。


彼ら取材陣はどうしてもあの時のことを忘れられないらしく、
特別なフェノメノンだったようだ。

北京五輪では、
始めから羽生選手の一挙手一投足を追いかけていたのはもちろんのこと、
あの「北京の9曲」に取材陣がいかに興奮したかが伝わって来た。

取材陣にとっても、羽生選手は特別な存在なのだろう。
メディアの枠を超えてマガジンに協力していて…
それだけ取材陣をも魅了する存在。
特別なスケーターだということを改めて感じる。
こんなスケーターは今まで…世界でも現れたことがなかったと思う。




ファンタジー・オン・アイス公式サイト
https://fantasy-on-ice.com/



☆BS朝日 ファンタジー・オン・アイス2022幕張公演
6/11(土)13時00分~[録画放送]

3時間番組だけど、あのひどいカメラワークの再放送なのかな(>_<)
編集して欲しいな


☆「羽生結弦が関西で舞う!ファンタジー・オン・アイス2022」
2022年6月25日(土)深夜2:15~3:15放送(予定)
関西テレビ(関西ローカル)放送
https://www.ktv.jp/event/fantasy/


ファンタジー・オン・アイス神戸の
BSでの放送やCSでの生中継はないのだろうか
リクエストしたい…





キスクラのFaOI特集号、
6月28日発売



YUZU'LL BE BACK IV 羽生結弦写真集2021~2022
2,860円

2022年07月06日頃


小海途カメラマンの写真に期待



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