うわー、日本400リレーで銀か!予想もしてんかったわ。
ごめん!
桐生、個人の時の走りより良かったんじゃ?
びっくりやわ。
ボルトは足を痛めてたとかいう情報があったけど、
ふたを開けてみれば楽勝…すべてで金3連覇、
呆れるほど強かったてことね。
・・・・
今は陸上の100mや短距離なんかは黒人の独占種目になっているが、
(と、はじめ書いてたが日本が入ったとはな!
でも予定通り書こう!)
昔は、黒人は出場することさえ許されていなかった時代があった。
オリンピック陸上といえば、必ず思い出す映画…。
「炎のランナー」、イギリス映画。
1981年の英・米両アカデミー賞を総なめした名作。
ヴァンゲリスの音楽は、今でも陸上や、短距離走の
テレビ放送がある時、バックて使われているくらい、有名。
走る選手の鼓動が聞こえてくるような音楽、と称された名曲。
でももう記憶もおぼろなので、パンフレットに頼りながら、
いま一度記憶にとどめておくために。
今回輝いた選手たちに捧げながら。
(ネタバレ)
まだ戦前、1924年のパリ・オリンピックが舞台。
そのころのブリトラ・ファッション満載で、
さすが英国とこれを見た時私たちはその格調高さに
めちゃくちゃ盛り上がったっけ。
英国は、時々このようなすごい名作を世に送ってくれる。
「小さな恋のメロディ」という、これも大名作を
製作したデビッド・パトナムのプロデュース。
このころ私が自分で書いていた映画ノートに感想が
綴ってあった。
それをそのまま引用すると…
________________________
"かかとに翼を持った若者たち"
1924年パリ・オリンピックの100m走で金メダルを獲得した
イギリス青年二人の、自らの夢のため、信念のため
走り抜いた感動的な姿を流麗に描く美しいイギリス映画。
当時、100m走に出場できるのは上流階級の者のみ。
その栄光をケンブリッジ(トリニティ校)の学生たちが
担って駆けぬける。
当時の正統ブリトラ・ファッションも楽しく、
デビッド・ワトキンの美しいカメラが
ムードを盛り上げる。
ヒュー・ハドソンの流麗で斬新な演出は
走ることの楽しさ素晴らしさをうたい上げて見事だ。
ファーストシーンとラストで出て来る同じシーン、
うすぐもりの浜辺を団体で走りぬけてゆく
選手たちのシーンは、走る喜びを満面に表現していて
とくに素晴らしい。
ヴァンゲリスの、走っている時の生理を感じさせる、
と評された音楽も良い。
イギリス映画の格調高さを示して、復興のきっかけにも
なった作品。
ナショナリズムも感じるが、それを信じきる明るさが
いいと私は思う。
______________________________
相変わらず文章が下手くそ、上から目線なのはあいたた…だが
ともかく、そういう映画だ。
主人公はイギリス人の二人(三人)。
一人はユダヤ人青年、
ユダヤ人差別を受けて来た彼は、
走ることで、優勝することで、その差別と闘おうとしていた。
もう一人は敬虔なキリスト教の宣教師。
全力で走ることが神に近づくことであり、
神のために走るのだとの信念を持っていた。
(大幅に略して)
パリ大会の前年に英国で開かれた大会で
初めて顔を合わせた二人。
ユダヤ青年は負ける。
そこでユダヤ青年は、一人の敏腕コーチを招き、
彼の指導を受ける決意をする。
(また略して)
パリ大会。
ともに100m走にエントリーした二人。
しかし予選が日曜日の安息日に。
神父である青年エリックは、
神のために戒律を破れない、走れないと、
急きょ棄権。
周囲の尽力で、400m走へとエントリーを
変更することに。
いよいよ100m決勝。
ユダヤ青年はただ一人のイギリス人として走る。
だが、ユダヤ青年のコーチに問題があった。
コーチはアラブの混血。
当時は差別社会。
試合会場のスタジアムに
コーチは帯同を許されなかったのだ。
コーチは、近くのホテルで待機し、
教え子の吉報を待った。
そして、やがてコーチは、ホテルの部屋の窓から
イギリス国旗が、センターポールに
高々と掲げられているのを見る…
400m決勝。
宣教師エリックは走った。
神とともに、神のために、
もう誰も彼に追いつけなかった。
神にその走りを捧げながら
彼は優勝のゴールテープを切った。
心に希望を、そしてかかとに翼を持った若者たちの伝説が、
こうして語り継がれていった…
実話をもとにしてあり、
それぞれモデルがいたらしい。
もう一人、貴族の青年がいて、
彼はハードル走者だった。(銀メダル)
練習の時、ハードルの端にシャンペンのグラスを置き、
それをこぼれないようにしてハードルを飛ぶ、
という練習をしていた。
さすが貴族、優雅な練習方法ね…なんて、
演じている俳優さんもいかにもイギリス貴族な
金髪碧眼の優雅なお人。
衣装担当はミレナ・カノレロ、
英米のアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した、
素晴らしいブリトラ衣装。
撮影のデビッド・ワトキンはビートルズ映画「ヘルプ」で
新鮮な感覚を見せたあと、ケン・ラッセル映画や、レスター映画、
「ナザレのイエス」「愛と哀しみの果て」レオの「ボーイズ・ライフ」など
もう故人(涙)
原題のタイトル "Chariots of Fire"は、
エマーソン・レイク・アンド・パーマーが
アルバムで歌ったイギリスの聖歌「エルサレム」
の中の一節。
イギリスの底力を見せつけた、いい映画だった。
とくに、コーチがホテルの一室で、
弟子の優勝を知った時、帽子を何度も叩いて
喜んでいた場面は泣いたわ…
演じていたイアン・ホルム、素晴らしい俳優さんだった。
まだ人種差別があったころ、
それでも戦い、誇りを持ち、
そして戦いに喜びをもって走りぬけた若者たち。
その精神はきっと、現在の選手たちにも受け継がれているはず。
今も決して色褪せない映画だ。
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ごめん!
桐生、個人の時の走りより良かったんじゃ?
びっくりやわ。
ボルトは足を痛めてたとかいう情報があったけど、
ふたを開けてみれば楽勝…すべてで金3連覇、
呆れるほど強かったてことね。
・・・・
今は陸上の100mや短距離なんかは黒人の独占種目になっているが、
(と、はじめ書いてたが日本が入ったとはな!
でも予定通り書こう!)
昔は、黒人は出場することさえ許されていなかった時代があった。
オリンピック陸上といえば、必ず思い出す映画…。
「炎のランナー」、イギリス映画。
1981年の英・米両アカデミー賞を総なめした名作。
ヴァンゲリスの音楽は、今でも陸上や、短距離走の
テレビ放送がある時、バックて使われているくらい、有名。
走る選手の鼓動が聞こえてくるような音楽、と称された名曲。
でももう記憶もおぼろなので、パンフレットに頼りながら、
いま一度記憶にとどめておくために。
今回輝いた選手たちに捧げながら。
(ネタバレ)
まだ戦前、1924年のパリ・オリンピックが舞台。
そのころのブリトラ・ファッション満載で、
さすが英国とこれを見た時私たちはその格調高さに
めちゃくちゃ盛り上がったっけ。
英国は、時々このようなすごい名作を世に送ってくれる。
「小さな恋のメロディ」という、これも大名作を
製作したデビッド・パトナムのプロデュース。
このころ私が自分で書いていた映画ノートに感想が
綴ってあった。
それをそのまま引用すると…
________________________
"かかとに翼を持った若者たち"
1924年パリ・オリンピックの100m走で金メダルを獲得した
イギリス青年二人の、自らの夢のため、信念のため
走り抜いた感動的な姿を流麗に描く美しいイギリス映画。
当時、100m走に出場できるのは上流階級の者のみ。
その栄光をケンブリッジ(トリニティ校)の学生たちが
担って駆けぬける。
当時の正統ブリトラ・ファッションも楽しく、
デビッド・ワトキンの美しいカメラが
ムードを盛り上げる。
ヒュー・ハドソンの流麗で斬新な演出は
走ることの楽しさ素晴らしさをうたい上げて見事だ。
ファーストシーンとラストで出て来る同じシーン、
うすぐもりの浜辺を団体で走りぬけてゆく
選手たちのシーンは、走る喜びを満面に表現していて
とくに素晴らしい。
ヴァンゲリスの、走っている時の生理を感じさせる、
と評された音楽も良い。
イギリス映画の格調高さを示して、復興のきっかけにも
なった作品。
ナショナリズムも感じるが、それを信じきる明るさが
いいと私は思う。
______________________________
相変わらず文章が下手くそ、上から目線なのはあいたた…だが
ともかく、そういう映画だ。
主人公はイギリス人の二人(三人)。
一人はユダヤ人青年、
ユダヤ人差別を受けて来た彼は、
走ることで、優勝することで、その差別と闘おうとしていた。
もう一人は敬虔なキリスト教の宣教師。
全力で走ることが神に近づくことであり、
神のために走るのだとの信念を持っていた。
(大幅に略して)
パリ大会の前年に英国で開かれた大会で
初めて顔を合わせた二人。
ユダヤ青年は負ける。
そこでユダヤ青年は、一人の敏腕コーチを招き、
彼の指導を受ける決意をする。
(また略して)
パリ大会。
ともに100m走にエントリーした二人。
しかし予選が日曜日の安息日に。
神父である青年エリックは、
神のために戒律を破れない、走れないと、
急きょ棄権。
周囲の尽力で、400m走へとエントリーを
変更することに。
いよいよ100m決勝。
ユダヤ青年はただ一人のイギリス人として走る。
だが、ユダヤ青年のコーチに問題があった。
コーチはアラブの混血。
当時は差別社会。
試合会場のスタジアムに
コーチは帯同を許されなかったのだ。
コーチは、近くのホテルで待機し、
教え子の吉報を待った。
そして、やがてコーチは、ホテルの部屋の窓から
イギリス国旗が、センターポールに
高々と掲げられているのを見る…
400m決勝。
宣教師エリックは走った。
神とともに、神のために、
もう誰も彼に追いつけなかった。
神にその走りを捧げながら
彼は優勝のゴールテープを切った。
心に希望を、そしてかかとに翼を持った若者たちの伝説が、
こうして語り継がれていった…
実話をもとにしてあり、
それぞれモデルがいたらしい。
もう一人、貴族の青年がいて、
彼はハードル走者だった。(銀メダル)
練習の時、ハードルの端にシャンペンのグラスを置き、
それをこぼれないようにしてハードルを飛ぶ、
という練習をしていた。
さすが貴族、優雅な練習方法ね…なんて、
演じている俳優さんもいかにもイギリス貴族な
金髪碧眼の優雅なお人。
衣装担当はミレナ・カノレロ、
英米のアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した、
素晴らしいブリトラ衣装。
撮影のデビッド・ワトキンはビートルズ映画「ヘルプ」で
新鮮な感覚を見せたあと、ケン・ラッセル映画や、レスター映画、
「ナザレのイエス」「愛と哀しみの果て」レオの「ボーイズ・ライフ」など
もう故人(涙)
原題のタイトル "Chariots of Fire"は、
エマーソン・レイク・アンド・パーマーが
アルバムで歌ったイギリスの聖歌「エルサレム」
の中の一節。
イギリスの底力を見せつけた、いい映画だった。
とくに、コーチがホテルの一室で、
弟子の優勝を知った時、帽子を何度も叩いて
喜んでいた場面は泣いたわ…
演じていたイアン・ホルム、素晴らしい俳優さんだった。
まだ人種差別があったころ、
それでも戦い、誇りを持ち、
そして戦いに喜びをもって走りぬけた若者たち。
その精神はきっと、現在の選手たちにも受け継がれているはず。
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