さて、次は何処に行きましょうか?と考えていますと、H氏曰
く「鳥羽の海岸に古い神社が在るのですがね~、とにかく道
が狭いんです・・・志摩の一ノ宮と言われていて難所に在る
のですが行きます?」 と言われ、何か惹かれる物を感じた
ので行く事にしました。
狭い町内の中に神社へ通じる林道がありました。
何も案内がありませんでした。その道幅は狭く、しばらく躊躇
して入り口で立ち止まってしまいました。 H氏は普通車で行
った事があると仰ったので、ワゴン車でも行けると思い入って
行きました。 これが想像を絶する狭さとアップ・ダウンの連続
でした。「え?マジですか・・」と立ち止まる様な狭い折り返しの
連続です。ドアミラーがスレスレの雑林の中を進んで行きまし
た。 たまたま対向車が無かったので良かったですが、対向車
が来れば脱輪させる危険が大でした。
やっとの思いで雑林を抜けると、綺麗な小じんまりとした海岸
の入り江に出ました。車を停車させて、奥に見える海岸に面
した鳥居まで歩きました。
伊射波神社(いざわじんじゃ)と言う所でした。
この鳥居を潜ると、急斜面の参道が長く続きます。
足元は非常に悪く、お年寄りには無理だと思いました。
参道を100mほど登った所で振り返りますと、青色の海が
鳥居の前に広がっていました。
この光景をフト見た時、私の意識は太古の世界をここで幻視
しました。
海岸から、上半身が人間で下半身がワニの生き物が参道を
這いずりながら登って来る光景でした。
お腹が膨れており、胎児を宿しているのが分かりました。
この急斜面の参道=産道を這い登り、頂上の神社が在る
場所で出産する光景でした。
眷属神曰く、これが「 トヨタマヒメ」だと告げました。
海の生物の海亀などが、陸上でわざわざ卵を産む習性は、
太古から存在した様です。
産土(うぶすな)とは、山の土だったのでしょう。
海岸の砂では保温性が悪いので、わざわざ海から山に登って
産卵(出産)したと感じます。
参道=産道。産土=お産の為の砂。と言う真実を今回の幻視
で確認できました。
以前、四国の金比羅宮でも、あの長い斜面の参道を半人の
ワニが海から登り、頂上まで這い上がるのを幻視した事を
思い出しました。
太古の昔、生物の進化の途中過程において、太平洋側一帯
において狭い期間ですが霊的に半人ワニが実在したと感じま
す。この世がまだ完全に物質世界で固まる以前の、半幽半物
の次元の太古のことです。
日本神話には、動物と人間が渾然一体と成った描写が散見
されます。現在の言語で表現すると、ありえない漫画の世界観
の様ですが、意外と真実を「ただ」描写しているものが神話や
伝説には多いです。
現代科学の行き詰まりは、半幽半物(霊体が肉体を帯びる
過程)の工程を頭から無視しているので、生命誕生の秘密を
解き明かす事はできません。
伊射波神社(いざわじんじゃ)の「いざわ」とは、伊雑宮と同じ
呼び名です。 2つの神社は近い距離に存在します。
「いざわ」には、「誘(いざ)ない和(わ)する」と言う、和を誘導
し結ぶ神様の意味があります。
また、イザナギとイザナミを仲直りさせて和合させた女神の
意味も隠喩します。
伊勢の鳥羽には、霊的に生きる神様を宿した神社が多い
なぁと感じ入りました。 (さらに続く)
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