伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

祈祷(きとう)ではなく、神(自分)への奉納

2010-06-09 11:22:56 | Weblog

神社で執り行われる有料の御祈祷(ごきとう)とは、祈願(きがん)と言うように神様に対して感謝を捧げ、そして更なるご加護をいただけるように願う儀式だと一般的にはされています。
ここで大切なのは、先ず第一に神様に対して感謝を捧げる事なのです
ところが一般の人々は、最初から願う事しか頭に無いのです。これでは大切な手順を飛ばしていますので、儀式の効果は半減しています。
でも、その為に私たちは御金を出しているから、神官が代わりに感謝をしていれば良いのでは?と思われるかも知れません。
しかし、神様と人間は、一対一の関係であるのが真相です。もっと言えば、神社の神前とは、自分自身に内在する神様と向き合う「場」であるのが霊的な真相です。

神官は、あくまでもその神前の「場」を掃除して磨き、参拝者の内在神が各人に効率良く鏡の様に「反射する場所」を提供するのが本当の役目です。
では、神社ごとに神様の名前があるのは何故か?
これは、各人の内在神の反射率が、神社により微妙に違うのです。だから、祭神=反射率の違い、と霊的な面では言えます。

御祈祷の時に神様に対して、山海の食べ物と、神楽(かぐら)と呼ばれる巫女舞を奉納します。
これは神話における、アマテラスオホミカミが洞窟(=人間の暗い心)に引きこもった時に、その前でご馳走を食べ、舞を踊る事(明るく生活をする事)により、アマテラスオホミカミ(内在神)が出て来た(ウツ病が回復した)神話に由来しています。
つまり、神社の御祈祷の料金とは、祈願料金では無く、食べ物と舞に対する「奉納」料金なのです。ちゃんと形の在る物です。
新興宗教や有料先生は、神の名前を悪用して「見えない期待」を利用して高額な搾取行為をしています。神社とは根本的に違います。

神社での、食材と巫女舞芸術に対する奉納(ほうのう)料金は、問題は無いです。外食や歌舞伎を見れば、お金が必要なのと同じです。内容によっては、高額も有りでしょう。
しかし、有料先生が「見えない期待感」を悪用するのは霊的詐欺です。このような悪徳商売が出来る人間は、霊的には既に動物形象に落ちている人です。
そもそも神社では、御祈祷(ごきとう)と言う修験道の影響を受けた呼称を止めるべきだと私は思います。
この呼び方は、日本神道の歴史から見れば新しいのです。太古の神道では、神様に奉納(ほうのう)すると言う観念しか存在していません。
できれば、神社での神事はすべて「奉納」と言う呼称に変わる事が、参拝者の意識を変える事に繋がります。

日本に古来から存在します、目に見える物すべてに精霊を認めて大切にする気持ちが大切です。
これは他人の中にも精霊(内在神)を見て、尊重する姿勢です。
たった一つの根源存在が、すべてに分派して内在するのです。自宅の神棚を大切にする行為も、自分自身を大切にする「結果」に繋がるのです。
すべては繋がって、響き合っているのが、この世です。
だから、あなたの行動にも、一切のムダはありません。自分の良心に沿って生きましょう。

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